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ホーム > ユニバーサルデザイン > グラフィック表現での配慮のポイント

ユニバーサルデザイン UNIVERSAL DESIGN

トッパンのユニバーサルデザイン PDF版(9.12MB)

「トッパンのユニバーサルデザイン」のパンフレット版をPDF形式でもご覧いただけます。
(内容はこのWebサイトと同様です)

高齢者の色の見え方体験 色覚変化シュミレーター
(別ウィンドウで開きます)

グラフィック表現での配慮のポイント

五感(視覚、触覚、聴覚、嗅覚、味覚)のうち、
人が外界から得る情報の80%は視覚情報だといわれています。
しかし、遺伝子のタイプや眼の疾患、視力の衰えなどによる見え方の違いにより、
日常生活に不便が生じている人が数多くいます。
このことから情報に関するユニバーサルデザインでは、視覚情報に対する配慮が非常に重要となります。

多様な色覚特性への配慮

加齢による視覚機能の低下

視力の衰えは40歳代から始まり、50歳を超すと色彩識別能力が下がります。加齢に伴い、さまざまな眼の疾患の発生率も高くなり、なかでも白内障は、50歳代で3割以上、70歳代で8割以上に達するといわれています。

超高齢化がすすむ日本では、2人に1人は視力の衰えや眼の疾患があるため、加齢による見え方の変化への配慮が重要です。

若者と高齢者の視覚情報の変化

※あくまでもイメージ図であり、見え方には個人差があります。

日本人男性の20人に1人は色弱者

色の感じ方が一般と異なる人のなかでもっとも多いのが、日本に300万人以上といわれる色弱者です。
これは遺伝子のタイプによる視覚の多様性であり、日本では男性の約5%、女性の約0.2%、白色人種では約8%が該当するといわれています。

※この「グラフィック表現での配慮のポイント」では、一般色覚者と色弱者の表記に関しては、基本的にCUDO※が使用している色覚分類用語に準じています。

色弱者の見え方の例

あくまでもシミュレーションであり、見え方を再現するものではありません。

出典:CUDO※
※NPO法人 カラーユニバーサルデザイン機構

ユニバーサルデザインをサポートする支援ソフト

トッパングループの東洋インキグループでは、制作されたデザインが色弱者にとってどのように見えるかを確認し、見づらい色を自動的に見やすい色に変換する色覚UD支援ツール「UDing(ユーディング)」を開発し、無償配布しています。

色覚特性や加齢による見え方に配慮した対応事例

色分けのみに依存せず、引き出し線や色の明暗・濃淡の対比を使うことで、色覚特性に対応することができます。
また、モノクロ出力・複写時への配慮としても有効です。

グラフ表現の改善例

文字情報をわかりやすく伝える

じっくり読む余裕があるとは限らない

視覚情報の多くは、文字によって伝達されます。たとえ内容が正確でも、わかりにくい言葉づかいや表記では、伝わりにくくなります。
ユーザーの理解度、使う場所、使うときのコンディションに左右されないことなどにも配慮し、すばやく、正しく伝わる工夫が必要です。

見やすさ、読みやすさの重要度(50~60歳代)

コンジョイント分析を用いて、書体等の各要素の寄与度をトッパンで調査

※商品やサービスを構成している要素(規格・性能)などの最適な組み合わせを探る分析手法

見やすさの要素別推奨水準(A4サイズ)
文字の大きさ 8ポイント以上(12級以上)
行送り 150%以上
(行間の空白が文字サイズの半分以上)
文字間隔 ベタ(空白なし)
書体 ゴシック体

※求める効果や表示面の大きさ、段組み等、全体のレイアウトによって異なります。

ユニバーサルデザイン書体

近年、各メーカーから「UD書体」が発売され、選択の幅が広がりました。従来はゴシック系が推奨されていましたが、明朝系のUD書体が開発されるなど、用途に合わせた使い分けが可能になりました。

効果的なレイアウトやページ構成

情報の優先度・バランスが重要

わかりやすく伝えるためには、各要素を推奨される水準に合わせるだけでは十分ではありません。文字の大きさや行間が同じでも、レイアウトのバランスによって感じ方が異なるためです。
情報の優先度を明確にし、表現の強弱に反映させることが重要です。

視覚情報を伝わりやすくするポイント
  • 優先順位に応じた流れとメリハリをもたせる
  • 冊子やWebサイトでは章・節・項の階層化を徹底し、ページごとの目的を明確にする
  • 流し読み、飛ばし読みを前提に構成・表現する
  • 直観的に理解できるよう規則性をもたせる
  • 過剰な装飾や情報の盛り込みすぎを避ける
  • 文を簡潔にし、難しい用語や表記を避ける
  • 適切にチャート化・リスト化する
  • 冊子やWebサイトでは、検索性に配慮する
レイアウトの改善例
レイアウトの改善例

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