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WEBマガジン グーテンベルクの遺伝子

vol.3 自動認識技術のある社会―ICタグで暮らしやすく―

ICタグが実現する社会を示す3つのキーワード「効率化」「安心・安全」「可視化」

自動認識技術を使ったICタグは、その能力を発揮することで、私たちの社会になくてはならない存在になるまでに成長し、大いに役立つものとなっています。では、ICタグは、社会に何をもたらしてくれたのでしょう。それはズバリ、「効率化」「安心・安全」「可視化」です。

ICタグが社会にもたらすもの 「効率化」「安心・安全」「可視化」

時間とコストの「効率化」

ICタグの特長の一つに、一度に50個以上の読み取りが可能という能力があります。一括大量読み取りは、「効率化」に飛躍的な進化をもたらしました。従来のバーコードの場合、1個1個を目視するように読み取るので、どうしても時間がかかってしまいます。そこに登場したICタグの一括大量読み取り。例えば、棚卸しに従来のバーコードでは7、8人が1週間の時間を費やしていたものが、ICタグでは1人の1日の作業で終了するという具合です。そのほかにも、図書館で本を借りる際、コンサートなどの会場に入場する際などの場面で流れがスムーズになることで、待ち時間が大幅に短縮するなどの効果も生まれました。
どうしても導入コストはかかりますが、ICタグは繰り返し使うことができるので、1年から3年もあれば、導入コストは回収できます。ICタグは、時間の効率化はもちろんのこと、コスト的にも効率化に大変有用なのです。

偽造防止で「安心・安全」

ICタグの存在によって、私たちはどのように「安心・安全」を獲得しているのでしょうか。もっとも特長的なこととして、偽造防止があります。ICタグに組み込まれているICチップには、独自のユニークなIDを持つことによって偽造されにくいという特性があります。私たちは偽造防止が実現することで、製品を安心・安全に使用することができるのです。高級ブランド品の真贋判定にも、威力を発揮されることが期待されています。
また、多くの人が出入りする場所のセキュリティにも効果を発揮します。セキュリティエリアをしっかりと守り、不審者の侵入を防いだり、逆に不正にモノが出ていかないしくみができ上がっています。さらに、お店などではICタグを付けることで万引き防止に役立ち、経営する側にとってはリスクも少なく、安心・安全に直結することができるのです。

モノの流れを「可視化」

ここでいう可視化とは、トレーサビリティのこと。しっかりとモノの流れ、工程が見えるようにして追跡を可能にすることです。それがICタグによって実現するのです。作業工程にICタグが入り込むことによって、どこで、いつ、どの部品を組み上げたのか。組み上げた部品が、今どこにあるのか。などなど、モノの動きを瞬時に把握することが可能になり、たとえ問題が起こったとしても、すぐに追跡して問題解決に役立てられます。工場などの製造ラインでは、繰り返し使うので、費用対効果も高いとされています。現在は、自動車工場などで広く利用されています。
食品のトレーサビリティでは、QRコードも活躍しています。パッケージなどについたQRコードを読み込むと、製造日や原料などの情報を入手、製造段階まで追跡できるようになっています。

ICタグは、非接触という特長があり、ケースの中、隠れた場所などいろいろなところに組み込むことができます。また、形も自由自在で応用範囲も無限となることから、今後、多方面に利用されることが期待されています。

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TOPPAN オートIDイノベーション 第13回自動認識総合展

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