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凸版印刷株式会社

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ホーム > 研究開発 > 技術情報 > 世界初、電子ペーパーサイネージのマルチカラー版の開発

研究開発 RESEARCH AND DEVELOPMENT

技術情報

マルチカラー表示対応 電子ペーパーサイネージの開発

凸版印刷では、電子書籍端末などに用いられるE Ink方式の電子ペーパーを、タイル化して組み合わせることで大型化した電子ペーパーサイネージを開発、2007年より仙台市地下鉄に実験設置するとともに2008年から広告・情報配信を行う「まちコミ」サービスとして商用化しています。しかし、E Ink方式の電子ペーパーでは表示できる色は白または黒に限られ、赤などの強調色を用いた表現力の高い広告の表示に対応できていませんでした。

E Ink方式の電子ペーパーのカラー化はカラーフィルタ(CF)方式によって実用化されており、電子書籍に用いて写真や挿絵を表示するために、光の三原色である赤・緑・青に透明を加えた4色のCFを電子ペーパーと組み合わせることで、フルカラーでの画像の表示を実現しています。

仙台市地下鉄の「まちコミ」 光の三原色の混色で得られる色

電子ペーパーサイネージにおいてもCFを用いることでカラー化することになりますが、表示するコンテンツが白黒に加えた1~2色で十分なためCFの構成(色の種類と数)を変えた専用CFを開発しました。CFと電子ペーパーを組み合わせて色を表示するには、赤色表示の場合には赤色CF部分の電子ペーパーを白色とし他の色のCF部分を黒色とします。白色表示の場合には全てのCF部分の電子ペーパーを白色とすることで白色を表示します。このとき白色がより白く見える条件は、色相が無彩色で明度が高いときとなります。

電子ペーパーサイネージ用として、明度の高い白色表示と色表示を両立した、主色‐補色からなる2色CFを用いたマルチカラー版電子ペーパーを開発しました。

■主色…表示したい色(赤色)
■補色…主色以外の三原色の色を混ぜた色(シアン色=緑色+青色)

特徴:CFの色数を減らして明度向上。主色と補色の混色で無彩色の白色表示。

マルチカラー版大型電子ペーパーサイネージ

マルチカラー版電子ペーパーサイネージの概略仕様

  • 表示部サイズ: 横 359.85㎜ × 縦 239.85㎜
  • 画素数: 横120 × 縦80画素
  • 画素寸法: 3 × 3㎜
  • 表示色:カラーフィルタによる白、黒、赤、シアン(青緑色)のマルチカラー表示
    ※ 青と黄色のマルチカラー表示も原理確認済
  • 白の反射率:30%、黒の反射率:3%、コントラスト比:10:1

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