2009年02月24日
凸版印刷、JTBと東京国立博物館と連携し、VR作品を旅行プランに活用
〜エースJTB 「おとなの東京探訪」 『「目」と「耳」で体感する江戸時代と浅草での落語鑑賞』〜
VR作品「江戸城−本丸御殿と天守−」で江戸時代の世界観を体感
凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:足立直樹、以下 凸版印刷)は、株式会社ジェイティービー(本社:東京都品川区、代表取締役社長:田川博巳、以下 JTB)および独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館(所在地:東京都台東区、館長:佐藤禎一、以下東京国立博物館)と連携し、凸版印刷が制作したVR(バーチャルリアリティ:※1)作品を、JTBが販売する旅行プランへ活用します。実際の施設見学や芸能鑑賞と、識者などの解説をあわせたVRでの仮想体験を組み合わせることで、見学や鑑賞に対するより深い理解を可能にします。
当旅行プランの企画・実施では、JTBが旅行商品の企画・販売・催行、東京国立博物館が収蔵品画像の提供・解説内容の監修、凸版印刷が旅行商品へのVR活用企画・VR作品提供を行っています。
JTBが主催する、東京の魅力を取り上げることを目的としたエースJTB「おとなの東京探訪」のツアーの1つ、『「目」と「耳」で体感する江戸時代と浅草での落語鑑賞』は、東京国立博物館の平常展見学、および、同館内の「TNM&TOPPANミュージアムシアター」(※2)でのVR作品上演と同館が収蔵する浮世絵『名所江戸百景』(※3)の作品解説、浅草演芸ホールでの落語鑑賞をパッケージした、新しいかたちの体感型ツアーです。
本ツアーの参加者は、浅草での落語鑑賞の前に、同シアターで江戸城の本丸御殿と天守を再現したVR作品「江戸城−本丸御殿と天守−」を鑑賞し、また、歌川広重作の浮世絵『名所江戸百景』をスクリーンに投影して行われる落語家桂歌若(かつらうたわか)師の作品解説を聞くことで、落語の世界観である江戸時代の庶民生活への理解を深めることができます。同シアターでのプログラム終了後、東京国立博物館本館・平成館・東洋館・法隆寺宝物館の平常展を見学し、ツアーの最後に、浅草演芸ホールへ移動し下町情緒溢れる浅草で生の落語を楽しみます。
本旅行プランで上演されるVR作品「江戸城−本丸御殿と天守−」は、凸版印刷のVR技術によって江戸城の本丸御殿と天守をコンピュータがリアルタイムに作り出す超高精細な映像で再現するものです。作品を案内するナビゲータの操作で空間内を自由に移動することができ、ツアー参加者は、豪華絢爛な本丸御殿や明暦の大火で焼失した寛永の天守など、現存しない江戸城の当時の様子をあたかも実際にその場にいるかのように体感することができます。
凸版印刷はこれまでに文化財をテーマにしたVR作品を約20作品制作しており、今後も様々な旅行プランへ積極的に活用していきます。
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製作・著作 凸版印刷株式会社/東京都江戸東京博物館 |
(C)TNM&TOPPAN Museum Theater |
※1 VR(バーチャルリアリティ)とは
バーチャルリアリティでは、コンピュータで生成された3次元コンピュータ・グラフィックスの映像の中を自由に移動しながら、その3次元空間にいるかのような感覚を体験することができます。要素となるのは、空間を構成する高精細3次元データ(形状、質感、光など)と、そのデータを操作に応じてリアルタイムに描画生成する技術です。生成された高精細映像を展示するのに大型スクリーンを用いると、鑑賞者はまるでその空間にいるかのような没入感を一層深く体験することができます。
※2 「TNM&TOPPANミュージアムシアター」とは
「TNM&TOPPANミュージアムシアター」は、2007年11月2日、東京国立博物館と凸版印刷が共同で東京国立博物館資料館内に開設した、最先端のデジタル技術で貴重な文化財や文化遺産を様々な手法で紹介するシアターです。240インチの大画面スクリーン上で、フルハイビジョンの約4倍という超高精細の映像を投影します。シアターでは通常容易に行くことができない空間などを再現・復元して上演し、あたかもそこにいるかのような臨場感を楽しむことができます。作品の世界はナビゲータが分かりやすく案内します。
TNM&TOPPANミュージアムシアターURL:http://www.toppan-vr.jp/mt/
※3 歌川広重『名所江戸百景』とは
江戸時代末期に活躍し、風景画を得意とした浮世絵師歌川広重(1797年〜1858年)の代表作の一つです。江戸とその近郊の名所を描いた全119図と目録からなる連作シリーズです。今回のツアーでは、東京国立博物館が所蔵している『名所江戸百景』の中から、季節感や落語のネタとの関連性などを考慮して数点を選び、その画像をフルハイビジョンの4倍以上の885万画素(4096×2160ピクセル、4K×2K)の解像度で投影することができる4Kプロジェクターで鑑賞します。
以上


