ニュースリリース

2009年01月20日

「トッパン日本画家アートアーカイブ」を活用し、加山又造氏の映像コンテンツを制作 〜国立新美術館で開催される「加山又造展」にて初公開〜 著作権管理者と協業し、デジタルアーカイブを活用したデジタルコンテンツのビジネス化を推進

 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:足立直樹、以下 凸版印刷)は、日本画家の加山又造氏の代表作の一つ、《春秋波濤(しゅんじゅうはとう)》をテーマにしたBlu-ray映像コンテンツ『春秋波濤 加山又造・華麗なる琳派の世界』を、有限会社加山(神奈川県藤沢市、代表取締役:加山哲也)と共同で制作し、1月21日より国立新美術館(東京・六本木)で開催される「加山又造展」(主催:国立新美術館/日本経済新聞社 出品協力:東京国立近代美術館 )にて初公開します。

 本映像コンテンツは、凸版印刷が保有する「トッパン日本画家アートアーカイブ」(※1)の高精細デジタルデータを用いて制作しています。このデータは現代日本画を代表する作家の一人である加山又造氏が、生前自ら色調校正したものです。氏の代表作の一つである「春秋波濤」の制作の背景を、制作に用いられた日本画の伝統的技法の細部にスポットをあてながら、Blu-rayならではの鮮明な高精細映像で紹介するとともに、作品の細部を拡大して見せるなど、通常の展示作品の鑑賞とは異なる視点から、加山又造氏が追求した美の世界に迫ることが出来ます。会場に上映専用スペースを設け、フルHDモニターで約6分間のコンテンツをループ上映します。
 また、この高精細デジタルデータを用いたアートポスターを有限会社加山との共同企画により制作しました。このポスターは「加山又造展」にて限定販売します。

 凸版印刷は、今後著作権管理者と連携しながら「トッパン日本画家アートアーカイブ」を利活用し、デジタルコンテンツのビジネス化を推進していきます。

【映像コンテンツ 『春秋波濤 加山又造・華麗なる琳派の世界』の特長】
・加山又造氏の代表作の一つである《春秋波濤》(1966年、東京国立近代美術館蔵)の制作の背景を高精細で鮮明なBlu-ray(1920×1080画素)画質で紹介します。
・通常はガラスケースなどに入っており、近寄って見ることが難しい作品の細部を、拡大表示などで鑑賞することができます。
・作品の細部にちりばめられた様々な技法など、展示された作品の鑑賞とは異なる視点から加山又造氏が追求した美の世界に迫ります。


Copyright 2009 TOPPAN PRINTING CO., LTD.

【アートポスターの特長】
・ポスターは、加山又造氏の代表作である《冬》(1957年、東京国立近代美術館蔵)と、《千羽鶴》(1970年、東京国立近代美術館蔵)の2種類です。
・大きさはA1(841×594mm)。オフセット印刷により制作。
・「トッパン日本画家アートアーカイブ」の高精細デジタルデータを使用しています。
・販売予定価格は3,000円。各500枚(合計1,000枚)の限定販売を予定しています。

※1トッパン日本画家アートアーカイブについて
 凸版印刷が1999年から作家ならびに著作権管理者と連携して進めている高精細デジタルアーカイブで、作家本人もしくは監修者が承認した色調表現や製版指示内容を後世に伝えることを目的としています。現在までに加山又造氏、東山魁夷氏、小倉遊亀氏など十数名の著名日本画家の代表作品約2,200点をアーカイブしています。

■加山又造展概要
・会期:2009年1月21日(水)〜3月2日(月) ※休館日:毎週火曜日
・会場:国立新美術館 企画展示室1E(東京都港区六本木7-22-2)
・主催:国立新美術館/日本経済新聞社
・協賛:旭硝子/大和ハウス工業/三井物産
・協力:日本航空
※詳しくは展覧会公式ホームページhttp://www.kayamaten.jpをご覧ください

以上