2008年10月28日
博物館・美術館向け収蔵品管理ASPサービス
『MuseScope Ver2.0』の提供開始
〜 収蔵品クリップ機能等、利便性を向上 〜
凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:足立直樹、以下 凸版印刷)は、博物館・美術館向けに、収蔵品資料情報を簡易・効率的に管理するASPサービス『MuseScope(ミューズスコープ)Ver2.0』(サイトURL http://www.musescope.com)の提供を10月28日より開始します。
博物館や美術館が保有する膨大な収蔵品資料情報の管理業務は、紙ベースの台帳管理からデジタル化したデータベースシステム管理へと移行しつつあります。しかし、専用システムを構築するには、多額の初期投資や、専門知識を有したシステム運用人員が必要であり、博物館・美術館にとっては財政面や人材面からみて大きな課題となっています。
これらの課題に対応すべく、凸版印刷では、簡易で効率的に収蔵品資料情報を管理できるASPサービス「MuseScope」を2006年から販売開始し、サービスを拡充してきました。
このたび、要望の多かった収蔵品クリッピングやレイアウトのカスタマイズなどの機能の拡充や利便性を改善したバージョンアップをはかり、新たに『MuseScope Ver2.0』としてサービスの提供を開始します。
【Ver2.0の主な追加機能】
・閲覧した収蔵品をリストにクリッピングしておくことができる「収蔵品クリップ機能」を実装。
クリッピングした収蔵品リストはユーザごとに複数作成し保存できるほか、CSVファイルでダウンロードすることができるため、展覧会への展示出品の企画検討やリスト作成に活用出来ます。
・収蔵品項目の表示レイアウトカスタマイズ機能
・作業履歴閲覧機能の強化
など、より利便性を追求した機能を拡充しました。
【MuseScopeの主な機能】
・収蔵品資料情報(作品名、制作者、技法、材質、寸法など)の検索・閲覧・登録・編集
・収蔵品画像情報の登録・編集・閲覧(拡大表示閲覧)、複数画像の登録
・収蔵品資料情報の一括登録・一括出力(CSVデータ)
・収蔵品資料情報のPDFファイル出力
・アクセス制限機能(機能権限別−管理者、学芸員、職員−の利用制限、管理項目別のアクセス制限)
・マルチリンガル(多言語)対応
・収蔵品資料情報の一般公開機能
・利用館相互の横断検索機能 他
【特長】
1. ASP方式による管理システム
インターネットを通じてWebブラウザ上で利用できるため、ハードウェアやソフトウェアを新しく導入する必要がありません。
※動作推奨環境 OS:Windows XP、Webブラウザ:Internet Explorer 6以降
2. 低コスト・管理負荷軽減
ASP方式による管理システム、ならびに年間定額制による利用形態のため、初期投資・導入後の保守費が不要で、短期間での導入が可能です。また、専門知識を必要としないシステムのため、管理負荷を軽減します。
3. 高いセキュリティで信頼性十分なサーバ環境
収蔵品情報の各種データ管理は、凸版印刷が運用するインターネット・データセンターサービス「TOPICA(トピカ)」(※1)を利用。堅牢で信頼性の高いセキュリティを確保します。
4. 館相互の情報共有を視野に入れた収蔵品管理項目
東京国立博物館を中心としたプロジェクトによって策定された「ミュージアム資料情報構造化モデル」(※2)をベースに、収蔵品管理項目を拡張利用。標準的な管理項目の基盤として、博物館・美術館相互の情報共有の可能性を視野に入れたサービスです。
【利用料金】
初期登録料100,000円〜、年間利用料960,000円〜
※登録管理する収蔵品情報点数別に料金体系を設定
※データ一括登録、収蔵品情報のデジタル化は別途見積
※1 TOPICA http://www.topica.ne.jp
企業のインターネットサーバ構築や、運用を受託するアウトソーシングビジネスとして1996年10月からサービスを開始。2001年12月には、ISMS認証を取得するなど、セキュリティマネジメントにも積極的に取り組んでおり、これまでに約400社の導入実績をあげています(2008年8月末現在)。
※2 ミュージアム資料情報構造化モデル
東京国立博物館を中心とした博物館情報処理に関する調査研究プロジェクトチームが、全国レベルで提案・推進する、収蔵品を管理する際の記述項目・方式のモデル。効果的な情報処理・情報共有を可能とし、博物館・美術館を業務支援することを主な目的としています。凸版印刷もプロジェクト立上げ時から、モデル策定メンバーとして参画。なお、このモデルの文書の著作権は、独立行政法人国立博物館に帰属します。
以上
