ニュースリリース

2008年01月25日

凸版印刷とリサイクルワンが提携、 世界初、「カーボンオフセット・Web懸賞キャンペーンサービス」開発 〜消費者が手軽に参加できるCO2排出量削減の取り組みとして、懸賞キャンペーンを活用〜

凸版印刷株式会社 株式会社リサイクルワン

 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:足立直樹、以下 凸版印刷)と、株式会社リサイクルワン(本社:東京都渋谷区、代表取締役:木南陽介、以下 リサイクルワン)は、世界で初めてカーボンオフセット(※)をWeb懸賞キャンペーンと組み合わせた「カーボンオフセットWeb懸賞キャンペーンサービス」を開発、2008年1月末より提供を開始します。


※カーボンオフセットとは
発展途上国などで実施されるCO2削減プロジェクトに資金を提供するかわりに排出権を取得し、この排出権を利用して日常生活や企業活動で排出されるCO2排出量を相殺(オフセット)する行為のこと。

 地球温暖化問題に関心が集まるなか、企業、一般消費者を巻き込み、手軽に参加できるCO2排出削減活動が求められています。
このニーズに応えるため、凸版印刷とリサイクルワンは、食品、消費財メーカーなどの企業が行う懸賞キャンペーンを通じて、一般消費者がCO2排出量削減活動に参加できるようにする「カーボンオフセット・Web懸賞キャンペーンサービス」を開発しました。
 具体的には、企業が商品の懸賞キャンペーンとして本サービスを導入。消費者が懸賞に応募し、参加の意志を表明することで、比例した量のCO2排出権を企業が購入し、排出量を相殺(オフセット)することで削減につなげます。
 今後、両社は一般的な消費活動を通じてCO2排出量削減に手軽に貢献できる手法として、本サービスの普及を目指し、提供を行います。

<背景とねらい>
・凸版印刷は、同社が企画・運営を行っている食品、トイレタリーメーカーや小売が定期的に行っているWebでシリアルを登録し応募する懸賞キャンペーンを、社会貢献に同時利用するモデルを研究・開発してきました。
・リサイクルワンは、「カーボンオフセット」の世界最大手である英・カーボンニュートラル社(本社:英国ロンドン、社長:Stephen Killeen)と提携。日本でのCO2排出権を使ったカーボオフセット事業を展開しています。
・凸版印刷とリサイクルワンは、欧米を中心に広まり現在では世界的ムーブメントを引き起こしており、日本国内でも地球温暖化防止に関心が集まっている「カーボンオフセット」に注目。それぞれのリソースとノウハウを生かし、CO2排出量削減への追加施策が求められている食品、トイレタリーメーカーと小売、そして個人に向けた新しい解決策として開発しました。

<利用モデル>
 最近では食品、トイレタリーメーカーなどが行うセールスプロモーションとして、「Web応募型懸賞キャンペーン」の活用が進んでいます。これは、商品パッケージに購買証明となるシリアルナンバーやシリアル入りの二次元バーコード(ユニークQRコード(※1))を付与、購買者がPC・携帯電話でWebサイトにアクセスしシリアルを登録すると、企業側で購買証明を確認し応募ポイントを付与、購買者が獲得した応募ポイントを使用し応募を行うというものです。 今回、開発したサービスは、 購買者が蓄積し企業が管理するこの「応募ポイント」を、購買者の意思表示などを通じて、企業と消費者が地球温暖化対策へ協力する仕組みとして利用できるようにするというものです。
 これにより、企業のセールスプロモーション費用が、CO2排出量削減に活用されるとともに、一般消費者が地球温暖化防止活動に参加するプラットフォームとなります。

<役割分担について>
 今回、リサイクルワンは、カーボンオフセットのノウハウの提供および、企業のCO2排出権調達の支援を行います。購買者の意思によって企業が調達したCO2排出権は日本国に寄付するという形を基本としています。一方、凸版印刷はセールスプロモーションの分野で培ったノウハウを活かし企画提案するとともに、実施・運営までをサポートします。また凸版印刷は、商品パッケージにシリアルナンバーやユニークQRコードを高速印字する技術、Web応募型懸賞キャンペーンのシステムなどのインフラを提供します。

<本サービスのメリット>
1)消費者にとって
 ・対象商品を購入し懸賞に参加するだけで、簡単・手軽に地球温暖化防止に参加できます。
 ・自分の貢献度合い(CO2排出量削減への貢献度)がWebサイトで確認できます。
2)導入企業にとって
 ・CO2排出権取引を活用することにより、より手軽にCO2排出量削減の社会貢献活動が行えます。
 ・消費者の認知が高いセールスプロモーションと社会貢献活動のタイアップにより、自社のCSR活動の認知アップと活動への
  参加促進が行えます。
 ・カーボンオフセットと組み合わせた「ハズレ」のないキャンペーンを行うことで、
  キャンペーンの応募数アップと参加者の満足度アップが期待できます。
 ・従来の寄付付き商品と違い、Webを通じ継続的でインタラクティブな関係が構築可能です。
 ・商品購入を通じた社会貢献により、生活者の消費に対するネガティブなイメージを軽減できます。

<販売目標>
両社は、懸賞キャンペーンの関連受注も含め 2008年度 3億円、2011年度15億円 の売上を 見込んでいます。

(※1)ユニークQRコードとは
ひとつひとつ、それぞれ別の情報を埋め込んだQRコードのこと。シリアルナンバーを埋め込むことで、キャンペーンの購買証明として利用でき、携帯電話からのキャンペーン参加促進効果が高い。
「QRコード」は(株)デンソーウェーブの登録商標です。

以上