ニュースリリース

2008年01月22日

凸版印刷 子育て支援事業を開始 地域密着型・生活者参加型の情報コミュニケーションサイト『こどもば』をオープン

 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:足立直樹、以下 凸版印刷)は、子育て支援を目的とした地域密着型・生活者参加型の情報コミュニケーションサイト『こどもば』(http://kodomoba.jp)を開設、子育て支援事業を開始します。

 『こどもば』は、0歳〜12歳の子どもを持つ世帯向けに、地域の子育て支援情報を提供する無料会員制のサイトです。サイト名『こどもば』は、子育てに必要な「子ども」に関するコンテンツを揃え、子育て世帯と地域コミュニティを繋げる「場」を提供していくといった意味を示しています。
   昨今、地域コミュニティの崩壊、核家族化や少子化といった社会背景により、地域内のみならず家庭内でのコミュニケーションの希薄化が進んでいます。そのため、子育てに関する有益な知識や、地域住民や子育て経験者から継承されるべき知恵などが得難い状況にあり、親の子育て力低下を招いているという指摘も出てきています。こうした環境の中、子供の社会性や生きる力を育んでいくには、親の子育て力を支援・強化する地域コミュニティの再生が必要不可欠となってきています。
 「地域密着型」・「生活者参加型」が特長である本サイトでは、ユーザー間コミュニケーションを核としたサービスを展開することで、地域に根付いた子育てを積極的に支援していきます。

 まずは評価版として、1月23日に、首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)エリア対応の『こどもば』と自治体連携版として千葉県木更津市の地域ポータルサイトに『木更津こどもば』をオープンさせ、4月に本格稼動、今後は順次対応エリアを拡大、全国展開を図っていきます。

(上画像)『こどもば』サイトトップ画面(中央画像)調査隊記事(下画像)地図上に子育て情報を表示
Copyright 2008 TOPPAN PRINTING CO., LTD.

<『こどもば』の概要・特長>
サイト上で「子育て世帯・地域(自治体含む)・企業」が三位一体となって、地域コミュニティを創出・再生します。

◆独自の地域情報ライター「調査隊」を組織化
〜質が高く信頼性に富む情報の発信を実現〜
地域ごとに一般ユーザー(子育て世帯)の中から地域での子育てに関心を持ち積極的に取り組んでいる人を、地域情報ライター「調査隊」として募集し、各エリアのスポットを子育て目線でレポートしてもらいます。「調査隊」には執筆指導を実施、子育てに関する有益な情報を収集・提供する役割を担ってもらいます。また、活動に応じて活動費を支払います。

◆地図上に地域の子育て情報を表示
〜GIS技術(※1)を駆使したサイト構築〜
関連会社である株式会社サイバーマップ・ジャパン(以下 サイバーマップジャパン)が運営するインターネット地図情報検索サイト「Mapion(マピオン)」と連携、地図上に地域の子育て支援情報が表示できる仕組みを実現しました。GIS技術を活用し、会員情報をもとに、ユーザーを中心とした地域情報を地図上に展開します。気になるポイントをクリックすると「調査隊」や他のユーザーのコメント付き情報が閲覧でき、親密度・信頼度の高い情報収集が可能です。表示方法として地図を活用しているため、周辺情報も簡単に収集できます。

◆ポイントが貯まる仕組みを活用
〜ユーザーの参加意欲を高め、常にアクティブなサイトを維持〜
ユーザーはコメント投稿や、友人・知人にサイトを紹介するとポイントが貯まる仕組みになっています。貯まったポイントは協賛企業からのサンプル品のお試し、景品交換やプレゼント応募などに利用できます。

◆地域のコミュニケーションを活性化
〜親子参加型など各種イベントの開催〜
『こどもば』は単なるバーチャル上のソーシャルネットワークではなく、人と人、地域と人とをリアルに結び付けるための場も創造します。定期的に親子参加型のアートイベントや子育て力強化のためのセミナーを実施し、リアル、バーチャルの両面から子育てに最適な地域コミュニティの形成をサポートします。


<自治体連携版の展開>
自治体と協力したサービス展開も視野に入れており、今回は、首都圏の中でも特に地域IT化を積極的に推進している木更津市および地域住民による木更津地域ポータルサイト運営協議会と連携し、同協議会の地域ポータルサイト「木更Con(きさこん)」(http://www.kisacon.jp)に「木更津こどもば」(http://kisarazu.kodomoba.jp)を開設、官民連携モデル地区として実証実験を行います。「木更津こどもば」では、保育園や予防接種等の子育てに不可欠な情報を紹介、行政から提供される情報と子育て世帯の口コミ情報を融合し、地域住民にとって質の高い情報提供サービスを実現します。木更津市との連携を第一弾として、他の自治体への展開も進めていきます。


<背景>
・次世代を担う子供の社会性や生きる力を育むには、親の子育て力を向上させること同時に、子育て力を支援・強化する地域コミュニティの形成は益々重要になっています。

・地域の子育て情報を求めるワーキングマザー、子育てに悩む新米主婦、育児に積極的な父親などにとって、これからの子育て支援サービスは「地域密着型」「生活者参加型」であることが求められます。

・多くの地方自治体や地域住民による地域ポータルサイトが運営されていますが、運営ノウハウの不足などにより、独力での推進に課題を抱えているサイトも多くあるのが現状です。

・凸版印刷がこれまで培ってきたウェブサイト構築・運営のノウハウや、関連会社であるサイバーマップ・ジャパンの情報提供技術を活用し、子育て中の親にとって利便性の高いサイトの設計・構築・運営が行えます。


<目標会員数>
2008年度:25万人(うち「調査隊」1000名)
2010年度:50万人(うち「調査隊」2500名)


<売上目標>
2008年度:2億円
2010年度:10億円


<今後の予定>
会員基盤を構築することで、子育て世帯をターゲットとした広告主を集め、より安定的な広告収入モデルを確立させます。その後、携帯サイトでのサービス展開など「子育て世帯・地域(自治体含む)・企業」3者にとってメリットのあるスキームを順次構築し、継続性、成長性のある事業展開を図っていきます。


※1 GIS
Geographical Information Systems(地理情報システム)の略で、地図上に様々な情報を重ね合わせて表示したり、分析するシステムのことです。地図上の形あるものを表わす図形データと、その付随情報属性から成り、GISでは、必要な条件を設定し、条件に合った情報だけを抽出し、表示することができます。

以上