ニュースリリース

2007年12月20日

コピー牽制技術「7S型」を開発 コピー機で複写をすると任意の文字やロゴマークが浮かび上がる 『7S型カラーコピー牽制用紙』を販売開始

 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:足立直樹、以下 凸版印刷)は、新しいコピー牽制技術「7S型」を開発しました。その技術を使った『7S型カラーコピー牽制用紙』を12月21日より販売開始します。

 「コピー牽制技術」とは、高度なデジタル製版技術を用いて用紙に潜像部を生成することで、コピー機で複写した際に、潜像部に隠された文字や絵柄が浮き出し、不正なコピーや偽造を牽制する技術です。
 凸版印刷では、1997年8月より、この技術を用いた「コピー牽制用紙」の販売を開始してきました。これまでの「コピー牽制用紙」では、浮かび上がらせる文字として「COPY」「コピー」「不可」「無効」「複写」「複製」の6種類のみを取り扱い、文字サイズも数パターンに限られていました。
 「7S型」では、潜像を生成する方式を新たに開発しました。潜像を構成する線の種類を変えることで、字の種類やサイズの制限がなくなり、ロゴやマークなど絵柄への対応を実現、デザイン性を大幅に向上しています。また、これまでの方式に代わって自動生成が可能になり、制作負荷が軽減されるため、汎用版に比べ時間が必要とされるオーダーメイドのコピー牽制用紙の提供も可能になります。
 用紙の地模様の対応色もこれまでの緑と紫の2種類から、全7種類にラインナップを拡充しています。

不正にコピーをすると、右画像のように文字や絵柄が浮かび上がります
Copyright 2007 TOPPAN PRINTING CO., LTD.

<背景>
・昨今、コピー機の性能向上やコンビニエンスストア等への設置といった、誰でも気軽に使用できる環境により、重要書類や有価証券類等が、コピー機により偽造される事件が後を絶たず、偽造防止対対策の必要性が重要視されています。
・従来のコピー牽制用紙は、用紙や文字の制限なども多かったため、お客さまよりデザイン性、差別化したいといった要望が強くありました。


<『7S型カラーコピー牽制用紙』の特長>
・コピー機で複写すると隠れていた文字や絵柄が浮かびあがる仕組みで、偽造防止対策として効果が期待できます。
・潜像用に任意の文字やロゴ・マークなどの絵柄を指定することができます。
・不正行為が目視で判断できるため、偽造品の判別がその場で可能です。
・特殊な印刷方式を必要としないため、手軽に導入可能です。
・高度な製版技術を要するため、初歩的な偽造手段での再現は困難です。
・潜像を生成する独自の方式を開発、特許出願中です。
・用紙の対応色のラインナップが全7色(赤色・青緑色・こげ茶色・薄茶色・緑色・朱色・紫色)と拡がりました。
・モノクロ・カラーコピー機両方に対応しています。
・「7S型」は、今回のコピー牽制用紙を表す以下7つのSの集合体という意味です。
secure(安全な) / speedy(即時の) / simple(手軽な) / sever(困難な) stealthy(こっそりと) / secret(秘密の) / seven colors(7つの色)


<主な用途>
・公的機関、大学関係、その他各種証明書類
・官公庁、自治体、企業等の機密文書
・定期券、入場券、その他利用許可書類
・商品券、引換券、その他有価証券類


<価格>
潜像製作料金:潜像パターン1点につき3万円〜
※製版費用は従来品と同様別途かかります。


<売上目標>
2010年度までに10億円

以上