ニュースリリース

2007年03月09日

建設機械部品専用金属パレットの管理にICタグシステム「NETLOOPASS」採用 イギリス向け輸出で稼動開始

コマツ物流株式会社 凸版印刷株式会社

 コマツ物流株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:大村善賢、以下 コマツ物流)は、建設機械部品専用リターナブルパレット管理に、凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:足立直樹、以下 凸版印刷)が開発したICタグ循環容器管理システム「NETLOOPASS(ネットルーパス)」を採用しました。

 建設機械部品専用リターナブルパレットは特注品であるため、高価で製造に数ヶ月を要します。即時の調達が困難であることから、循環効率を高める必要がありました。安価で即運用できるNETLOOPASSの導入により、その輸送状況・所在が可視化され、滞留や紛失を防ぐ効率的な運用が可能となります。

 日本からイギリスの生産拠点向け輸出に用いるパレットの使用を2007年1月に開始しており、2月末からイギリスでのシステムが本格稼動しました。日本国内の郡山工場、川崎センターと、イギリスのJIT(ジャストインタイム)倉庫およびKUK(英国コマツ株式会社)工場の4拠点間を管理するシステムとなります。
 日本、イギリスともに、それぞれの国での使用に適したICタグやリーダライタを選定するなど、凸版印刷がサポート体制を整えています。

日本でICタグを取り付け
Copyright 2007 TOPPAN PRINTING co.,ltd.

イギリスでICタグを読み取り
Copyright 2007 TOPPAN PRINTING co.,ltd.

<システムの概要と特長>
・ システムは安価で即運用可能な凸版のICタグパッケージソフト「NETLOOPASS」を採用
  - パレットの所在、状態、使用回数を管理。長期滞留パレットにはアラート表示でわかりやすく警告。
  - サーバには情報が随時蓄積されていくため、インターネットを通じてリアルタイム確認が可能で、
    時差や言語の問題もクリア。
・ ICタグは耐環境性と強度に優れたセラミック製ICタグを採用
  - 日本−イギリス間で国際的に標準使用できる13.56MHz帯ICタグを共用利用し、コストを低減。
・ リーダライタは、各国で電波機器としての製品認証を受けたハンディーターミナル機種を使用。
  - 日本では軽くて使いやすいウェルキャット製、イギリスでは耐久性に優れたサイオン・テクロジックス製を採用。
    現場での運用・保守メンテナンス負荷を軽減。

<機器構成>
・ ICタグ
   周波数 :13.56MHz帯ICタグ(ISO15693)
   材質  :セラミック+磁性体
   形状  :ドーナツ型
   サイズ :直径26mm×厚さ3mm
   数量  :3,000個
・ リーダライタ
   仕様  日本   :ウェルキャット製ハンディーターミナル型リーダライタ
        イギリス :サイオン・テクロジックス製ハンディーターミナル型リーダライタ
   台数  :計6台
・ リターナブルパレット
   仕様  :重量物搭載用金属パレット
   サイズ :縦2390mm×横1150mm×高さ510mm 程度
   形状  :11種類
   数量  :3,000台
・ 導入コスト
   1,000万円程度

<今後の展開>
・ コマツ物流は3月にも、インドネシア向け輸出入の金属パレット管理にもNETLOOPASSの採用を決定しています。
・ 凸版印刷は、今後もNETLOOPASSをはじめとしたICタグパッケージシステムの販売を積極的に展開していきます。

以上