ニュースリリース

2007年01月12日

特別展『江戸城』 凸版印刷と東京都江戸東京博物館がVRコンテンツ「江戸城-本丸御殿と天守-」を共同制作 〜バーチャルリアリティで幻の江戸城が蘇る〜

凸版印刷株式会社 東京都江戸東京博物館

 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:足立直樹、以下 凸版印刷)と江戸東京博物館は、江戸城をテーマとしたバーチャルリアリティ(VR)コンテンツ「江戸城 -本丸御殿と天守-」を共同制作し、このたび完成させました。
 このVRコンテンツは、「特別展『江戸城』」(主催:財団法人東京都歴史文化財団 東京都江戸東京博物館、読売新聞社 協賛:王子製紙 協力:凸版印刷 会場:東京都江戸東京博物館 1階企画展示室)において2007年1月2日(火)〜3月4日(日)まで公開されます。

 「江戸城–本丸御殿と天守-」では、およそ265年間にわたり徳川15代の征夷大将軍の居城であり、江戸幕府の中心でもあった江戸城を、コンピューターグラフィックスを用いて再現しています。
 本丸御殿は徳川将軍の住まいや幕府の政務の場として使用されました。また、江戸城の天守は近世に建てられたものでは最大級の規模を誇りました。現存しない江戸城の当時の様子をVRの細密な映像クオリティで体験することができます。

 江戸東京博物館の「特別展『江戸城』」会場には、高さ約3.5m・幅約6mの大型スクリーンを備えたVRシアターを設置しました。ハイビジョン画質の高精細な映像で、幻の江戸城を蘇らせます。

弘化2年再建の本丸御殿俯瞰
(寛永15年の天守を合成)
製作・著作 凸版印刷株式会社/東京都江戸東京博物館

弘化2年再建の本丸御殿大広間
製作・著作 凸版印刷株式会社/東京都江戸東京博物館

 凸版印刷は1997年にVRの研究を開始、これまでに多くのVRコンテンツを制作しており、「江戸城‐本丸御殿と天守-」は14作目になります。長年培ったコンテンツ制作やアーカイブの技術と提案力を活かし、大型スクリーンを用いたVRシアターの展開を進めており、中国の故宮博物院やホンジュラス共和国博物館への納入実績があります。今後も凸版印刷では、国内外の美術・文化施設、展覧会、文化財などを視野に、積極的にVRの展開を行っていきます。

※ VR(バーチャルリアリティ)
高度なデジタル映像技術「バーチャルリアリティ」では、コンピュータで生成された三次元グラフィックスの映像の中を自由に移動しながら、その三次元空間に居るかのような感覚を体験することができます。要素となるのは、空間を構成する高精細三次元データ(形状、質感、光など)と、そのデータを操作に応じてリアルタイムに描画生成する技術です。生成された高精細映像を展示するのに大型スクリーンを用いると、鑑賞者はまるでその空間にいるかのような没入感を一層深く体験することができます。ゲームコントローラを用いれば、わかりやすい操作で心地よく空間内を思いのままに移動することもできます。

以上