2006年01月26日
凸版印刷が最新のバーチャルリアリティシアターを
ホンジュラス共和国博物館に納品
凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:足立直樹、以下 凸版印刷)は、1月19日にホンジュラス共和国の首都テグシガルパ市内に新しくオープンした国立博物館(MUSEO PARA LA IDENTIDAD NACIONAL)に最新のバーチャルリアリティ(VR)(※1)シアターシステムを納品しました。凸版印刷では海外で中国の故宮博物院につぐ第2弾、中米地域では初めてのVRシアター導入になります。
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ホンジュラス共和国国立博物館VRシアターとVR映像「コパン」 |
このVRシアターは1回の上映で約50人の鑑賞が可能で、従来のVRシアターの中では最大クラスといえる幅11m高さ3mの大型カーブスクリーンと3台の高解像度プロジェクターで構成されています。
また凸版印刷が独自開発したメインシステムにPCを使用した最新のVR用プラットフォームが採用されています。PCをメインシステムに使うことで利用場所への設置が容易で、システムの安定性やメンテナンス性も向上し、同時に従来と同等のパフォーマンスを実現しています。
また、当VRシアターでは同国内のマヤ文明・コパン遺跡(※2)をテーマに凸版印刷がプロデュースしたVRコンテンツが上映されます。マヤ文明研究の権威であり長年コパンで調査を行っている日本人考古学者・中村誠一先生の監修をいただいたオリジナルのシナリオに、コパン遺跡の過去と現在をVR特有の臨場感を取り入れながら分かりやすく解説しています。
なお、コンテンツ内で使用される3次元データは独立行政法人情報通信研究機構(旧通信・放送機構)に研究向け実証実験用データとして凸版印刷が納品したものをライセンスを受ける形で利用しています。
凸版印刷は長年培ったVRコンテンツの制作というアーカイブ技術と併せVRシアターという利用面への提案も含めた総合力を活かし、海外も視野にいれた美術・文化財市場や展覧会市場など、多方面への積極的なVRの展開を行っていきます。
※1 VR(バーチャルリアリティ)
コンピュータで生成された3次元グラフィックスの映像の中を自由に移動しながら、その3次元空間にいるかのような感覚を体験することができる高度なデジタル画像技術です。
VRシステムを用いて生成された建造物などの高精細画像を大型スクリーンに投影して、観賞者がゲームパッド型のコントローラを操作することで、仮想空間の内部を自由に歩きまわって見学ができる大型のソフトウェアです。
※2 コパン遺跡
コパン遺跡はホンジュラス共和国にあり、卓越された芸術センスで創られた石碑、祭壇、建物の装飾などの彫刻物や約2200のマヤ文字が彫られた神聖文字の階段で有名です。マヤ文明を代表する遺跡の一つで、1980年にユネスコの世界遺産に登録されています。
以上

