2006年01月16日
セキュリティ調査シリーズ第一弾
『金融機関のセキュリティとICカードサービスに関する調査』結果報告
〜ICキャッシュカードへの変更意向は7割強と高く、
生体認証に関しても好印象をもたれている結果に〜
凸版印刷株式会社(本社 東京都千代田区、代表取締役社長 足立直樹、以下 凸版印刷)は、『金融機関のセキュリティとICカードサービスに関する調査』を実施しました。
凸版印刷では、最近世の中の関心が非常に高い子供の安全をはじめ、ICカード・インターネットによる電子決済サービス、偽造防止、個人情報の取り扱いなど「セキュリティ」に関する生活者の意識や要求レベルの実態をインタビュー形式で調査してきました。本調査は、その結果をもとに実施した「セキュリティ調査シリーズ」の第一弾です。
今回は、金融機関のセキュリティ対策を中心に、決済・交通分野で広く導入が進んでいるICカードの認知度、使用状況、また電子マネーや携帯電話を活用した決済関連サービスに対する生活者意識の調査を実施。2007年3月に首都圏で発行開始予定の「ICカード乗車券」導入を見据え、私鉄沿線付近の居住者を中心に調査対象者を選定しました。
凸版印刷では今後、本セキュリティ調査シリーズを継続的に実施し、セキュリティに関するサービスや製品の企画、改善、また新規事業開発のための基礎データとして活用していきます。
<調査概要>
調査期間 :2005年11月18日〜20日
調査エリア :東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県
調査方法 :インターネット上によるクローズド調査
調査対象総数 :n=416
調査対象者 :20〜60歳代の一般男女(学生含む)
首都圏6沿線付近の居住者を中心に対象者を抽出
<調査結果抜粋>
■金融機関のセキュリティに関する結果
)ICキャッシュカードの利用実態
・ICキャッシュカードの利用率は28%。男性30歳代(40%)・40歳代(53%)の利用率は全体より高め。また、世帯年収が500万円以上の層では全体的に利用率が高い(約37%)
・ICキャッシュカード非利用者のうち、ICキャッシュカードへの変更意向率は73%。男性30代、女性40代での変更意向率が高い。しかし、その中でコスト許容は4%
)生体認証についての意識・実態
・生体認証技術の認知率は、「(大体)知っている」と「名前は聞いたことがある」を合わせて90%弱に達して高く、「セキュリティ性が高い」とのイメージを強くもたれている
・認知している生体認証方法は「指紋」が8割台半ば、「虹彩」と「手のひら静脈」が約7割
・生体認証の抵抗感に関して「特に抵抗を感じるものはない」が約7割を占めている。抵抗を感じる部位として、「虹彩」(16%)が最も高く、次いで「指紋」(13%)が続く
)ICキャッシュカード利用者と生体認証
・ICキャッシュカードの利用者では「(大体)知っている」の比率が高く、生体認証技術に対する認知レベルは高い
・生体認証に対するイメージはICキャッシュカード利用者と非利用者とでは大きな差は見られない
)キャッシュカードについての意見
・個人のカード偽造に対する対策が不十分(64%)と感じつつ、偽造犯罪への対策や偽造被害に対する補償に関しては、約80%以上が金融機関や関連団体の責任範囲と感じている
・「キャッシュカード」と「クレジットカード」のセキュリティ強化の要望はほぼ同率である
)ATMのセキュリティ
・ATMの利用に抵抗を感じる設置場所は「コンビニエンスストア」「駅の構内」「ディスカウントストア」がそれぞれ3割台でTOP3、一方、抵抗を感じるATM設置場所が「特にない」も3割強
・導入して欲しいセキュリティ対策としては、「生体認証」「ICキャッシュカード」「預金を保障する保険商品」がTOP3
以上
