2009年11月27日
凸版印刷、ICカード発行用データ一元管理サービス「TOPPAN ACIS-DG」 を販売開始
〜一元化により管理効率を向上、管理やメンテナンスにかかるコストを削減〜
凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:足立直樹、以下 凸版印刷)は、ICカードの製造に必要なマスター鍵を金融機関から預かり、一元管理するサービス「TOPPAN ACIS-DG(トッパン エイシス−ディージー)」を開始します。具体的には、金融機関から預かったマスター鍵を使ってICキャッシュカードやICクレジットカードの製造に必要な重要データを一括して生成、各カード製造会社に配信します。本サービスを利用することにより、金融機関では高セキュリティ管理が必要なデータを一元化でき、管理やメンテナンスにかかるコストを削減できます。ICキャッシュカードやICクレジットカードの導入や利用拡大を目指す全国の銀行やクレジットカード会社などの金融機関に向けて、2009年11月27日より販売を開始します。
<背景>
ICキャッシュカードが多くの都市銀行や地方銀行で導入が進み、また2年後にはクレジットカードのIC化が80%と目標されるなど、キャッシュカードやクレジットカードのIC化が進んでいます。
ICカード発行枚数の増大に伴い、事故や災害など不測の事態が発生した際、被害や損失を最小限にとどめるためにも、ICカードの製造を複数の製造会社に分散して行う金融機関が増えています。またICカード製造に必要なデータの生成には、金融機関などICカードの発行元が持つ、高セキュリティな暗号鍵(マスター鍵)を使用します。そのデータ生成を金融機関内で行うには高額な初期投資が必要です。
これらの要因により、多くの金融機関では、データ生成環境のある複数のICカード製造会社にマスター鍵を預け、その作業を委託しています。しかし、マスター鍵はICカード製造会社ごとに異なるため、金融機関ではその管理やメンテナンスにコストと負荷がかかっていました。
金融機関は、本サービスを導入することにより、データを生成するために必要なマスター鍵を複数生成する必要がないため、その管理やメンテナンスにかかるコストを削減でき、効率的なICカードの発行が可能になります。
<「TOPPAN ACIS-DG」の特長>
・データ生成負荷を軽減
金融機関では、ICカード製造会社ごとにカードの発行に必要な個人情報などのデータを送信する必要がありました。本サービスを導入することにより凸版印刷にデータを送信するだけですむため、金融機関はその負荷を軽減できます。
・管理コストを削減
クレジットやキャッシュに関連するデータを暗号化するためのマスター鍵は、その重要性から厳しいセキュリティ管理が求められます。本サービスを導入することで、ICカード製造会社ごとに存在していたマスター鍵を1つに集約できるため、その管理コストを削減できます。
・関連ソリューションも充実
全国銀行協会がセキュリティ性の向上を目的として推進する、ICキャッシュカードの個人認証を金融機関のホストサーバにて行う「基本形」への移行や、ICカードの即時発行サービスなど、その他「TOPPAN ACIS(トッパン エイシス)(※)」各種サービスの提供が可能です。
<サービス概要>
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<販売価格>
初期費用(ネットワーク構築など):500万円〜
運用費用(データ生成・配信、メンテナンスなど):50万円/月〜
※上記は参考価格であり、発行拠点数などにより異なります。
<販売目標>
2010年末までに5社への導入を目指します。
※ TOPPAN ACIS
ビジネスのさまざまなシーンで発生する、クレジット番号や口座番号といった固有のコードである「ID」および「顧客データ」を、凸版印刷の高セキュリティ環境で総合的に管理・活用・分析する、ID管理ワンストップサービスです。
以上

