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2017年03月01日

凸版印刷、4K映像窓でストレスケア
~ストレスケアを促進する超臨場感環境ソリューション「Natural Window」を提供開始、
高品質4K映像のストレス軽減効果を生体反応計測により実証~

 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、「健康経営(※1)」を推進し、従業員の健康づくりに取り組むとともに、働き方改革などの職場環境改善策を支援し健康関連事業を通じて社会の人々の健康づくりにも貢献していくことを目指しています。

 凸版印刷は、高品質4K映像を活用した超臨場感環境ソリューション「Natural Window (ナチュラルウィンドウ)」を開発、従業員のストレスケアに取り組む企業向けに2017年3月より本格的な提供を開始します。また凸版印刷は、「Natural Window」によるリラックス効果を生体反応計測により検証。「Natural Window」がストレスを短時間で緩和し、リフレッシュ促進効果を持つことを確認しました。

 「Natural Window」は、凸版印刷が特殊な方法で撮影した高品質4K映像コンテンツを活用し、窓を設置できない閉鎖的空間でも窓からの眺めを体感することができる超臨場感環境ソリューションです。具体的には、窓枠を付けた4Kデジタルサイネージを設置し、自然空間を感じることができる景色などの高品質4K映像を表示します。4Kデジタルサイネージの壁窓タイプと、木目ルーバー「フォルティナ®(※2)」と高精細コルトンを活用した天窓タイプの二種類を用意。凸版印刷は、これらを組み合わせるなど、空間デザインの設計・コンサルティングから機器の設置・施工、コンテンツ供給まで、高品質映像を活用したストレスケア対策のトータルサポートサービスとして提供します。

 凸版印刷は、ストレスケア対策の一環として、窓を設置できないオフィスや工場の休憩スペースにおける「Natural Window」の活用を目指します。なお凸版印刷は、朝霞工場(所在地:埼玉県新座市)内に設立したBPO事業の拠点「BPOスクエア朝霞」に本ソリューションを採用しています。今後、導入拠点を増やす予定です。

 さらに凸版印刷は、「Natural Window」によるストレス軽減効果を検証するため、脳科学・認知神経科学の知見に基づいたマーケティング・コンサルティングサービスを提供している株式会社センタン(本社:東京都千代田区、代表取締役:田中尊信)と連携し、生体反応計測を実施。この計測結果より、文京学院大学(ふじみ野キャンパス:埼玉県ふじみ野市、学長:工藤秀機)人間学部心理学科 長野祐一郎 助教の監修の下、「Natural Window」は迅速にストレスを軽減させる効果があることが確認されました。
天窓タイプと壁窓タイプが設置された休憩スペース(左)と、壁窓タイプの4K映像(右)
天窓タイプと壁窓タイプが設置された休憩スペース(左)と、壁窓タイプの4K映像(右)
■背景
厚生労働省が2015年12月より50人以上の事業場でのストレスチェックを義務化するなど、従業員の健康保持・増進への取り組みが関心を集めています。さらには、働き方改革を実現するために、職場の環境改善は解決すべき大きな社会的課題となっています。
これらの背景により「健康経営」に積極的に取り組む企業が増えている一方で、企業の情報セキュリティ対策として、窓が無いなどの閉鎖的な職場も増加傾向にあります。このような閉鎖的な職場環境は、従業員の活力低下や生産性低下につながる恐れがあるため、従業員のストレスケアのニーズが高まっています。
このようなニーズに対応するため、凸版印刷は窓の無い閉鎖的な職場空間に4Kなどの高品質な映像コンテンツを駆使した自然空間を再現し、従業員のストレスケアを図る「Natural Window」を開発しました。これにより、従業員のストレスケアを促進し、「健康経営」を推進する企業の取り組みを支援します。

■特長
・生体反応検証に裏付けられた高いリフレッシュ効果
高品質4K映像を活用した「Natural Window」は、あたかも本物の景色を眺めているように休息する空間を再現。心拍変動解析などによる効果検証の結果、「Natural Window」はただ休息する場合に比べ、迅速にストレスを軽減させる効果があることが確認されました。
・圧倒的な臨場感で伝える、自然空間再現向けトッパンオリジナル高品質4K映像コンテンツ
高解像スチール撮影用レンズや大型撮像素子などの高品質4K機材による特殊な手法で撮影制作。本物の景色を見ているかのような、圧倒的な臨場感を伝えることができます。
・多様で充実したコンテンツ群と、自然空間の再現を追及した高品質な設計・仕様
よりリアルな自然空間を再現するための再生プログラム構築などにより、時間帯や季節との連動を可能にする充実したコンテンツ群を提供。また、自然光とほぼ同等の環境照度や色温度を再現することで、自然空間をよりリアルに演出することができます。

■仕様 
4Kデジタルサイネージタイプ 1窓あたり
・解像度:4K
・外寸:横487.5mm×縦880mm
・画面サイズ:40インチ
※サイズカスタマイズは別途相談。
※「BPOスクエア朝霞」と同じ仕様。

■参考価格
ハードウエア:1窓あたり、約50万円から
コンテンツ:1コンテンツのリース費用は1か所あたり年間15万円から
※カスタマイズ費用、コンテンツ制作費用、設置費用、運用費用などは別途相談。

■今後の目標
凸版印刷は、「Natural Window」の効果検証を進めるとともに、従業員のストレスケアに取り組む企業への拡販を強化、2017年度に関連受注も含め約10億円の売上を目指します。
今後、より高精細なコンテンツの拡充を図るとともに、医療機関の待合スペースやホテルのエントランスなど用途展開を進めます。

■ 効果検証概要
実施時期:2016年10月
検証対象者数:24名
計測指標:脳波(前頭部θ波、α波)、心拍
検証方法:被験者がストレス負荷のかかる課題を実施し、「Natural Window」・紙ポスター・無地壁(何も無し)の各環境下で被験者が休憩。ストレス課題実施前から休憩終了後まで被験者の生体反応を計測し、ストレス軽減効果を比較。

検証結果:心拍と脳波(θ波)の結果から、無地壁条件と比較し明らかに瞬時にリラックス状態へ導く効用があり、脳波(α波)の結果から、リラックスしながらも単にボンヤリしている状態ではなく、頭が冴えた状態でリラックスしている、いわゆる「アイドリング状態」へ導く可能性が高いことが示唆されました。さらに、主観評価(アンケート)の結果、被験者がこのような状態を自覚しておらず、無意識下で心身に変化が起きていることが判明しました。

・HR(Heart Rate:心拍数):ストレス状態の指標であり、心拍数が高いとストレスフル、低いとリラックスとされています。心拍変動解析の結果、ストレス負荷後の自律神経を、副交感神経優位へ効率良く変化させる可能性が示され、より短時間で心身をリラックス状態へと導き、休憩時間を効率良く利用する事ができると考えられます。(図-1)

・脳波(α波):疲労などにより覚醒度が低下すると、アルファパワーが上昇することが知られています。今回の実験では、ストレス後の休憩時に「Natural Window」の被験者は、他の群と比較し、覚醒状態が長く維持されていることが明らかになりました。(図-2)
図-1:被験者の心拍数の計測結果
図-1:被験者の心拍数の計測結果
図-2:被験者の脳波(α波)の計測結果
図-2:被験者の脳波(α波)の計測結果
ストレス負荷課題実施の様子(左)と「Natural Window」前で生体反応を計測する様子(右)
ストレス負荷課題実施の様子(左)と「Natural Window」前で生体反応を計測する様子(右)
活 用 :仕事の合間の休憩中などに「Natural Window」がある場所で休息することにより、利用者を無意識に次の仕事へ取り組むための理想的な状態をもたらす効果があると考えられます。
 窓のない閉鎖的な空間では、外界の時間変化などを感じられずストレスが高まりやすい上に終業時間を体感的に意識しづらい環境にあり、労働生産性の低下や長時間残業の要因となる懸念があります。このような職場環境の改善策として、多くの職員や従業員に対する具体的な働き方改革や、健康経営の実現に向けた活用を目指します。

 なお、本サービスは、2017年3月7日(火)から3月10日(金)に開催される「リテールテックJAPAN 2017」(会場:東京ビッグサイト 主催:日本経済新聞社)の凸版印刷のブースで展示を行います。
※1健康経営は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。
※2フォルティナ®は、凸版印刷の登録商標です。    

* 本ニュースリリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以上
「Natural Window」紹介動画