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2016年11月07日

凸版印刷、農業ビジネスに本格参入
~次世代型農業ビジネスを手がける株式会社福井和郷と資本・業務提携契約を締結、
IoTによる生産効率化や機能性包材やトレーサビリティを活用した流通スキームの構築を支援~
 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、IoTや機能性包材、トレーサビリティなどのノウハウを活用し、次世代型の農業ビジネスに本格参入します。これに先立ち、次世代型農業ビジネスを手掛ける株式会社福井和郷(本社:福井県大飯郡、代表取締役社長:山崎裕一、以下 福井和郷)と2016年8月26日付で資本・業務提携契約を締結し、2016年8月31日に同社が実施する第三者割当増資により発行する株式を引き受け、2億円出資しました。

 農業については現在、従来の農作物の生産にとどまらず、食品加工・流通・販売にも主体的に関わることで産業の活性化を狙う6次産業化へのシフトに注目が集まっています。
 凸版印刷は従来、農業およびその関連市場において、農産物やその加工品の商品企画や包材開発、ブランディングやマーケティング分析などを提供し、多くの採用実績を有しています。
 福井和郷は、契約農家が生産した農産物の加工・販売を手掛ける株式会社和郷(本社:千葉県香取市、代表取締役社長:木内博一、以下 和郷)が2014年5月に設立した農地所有適格法人で、環境制御システムやICT栽培システムを導入した連棟ハウスでブランドトマトを栽培するなど、次世代型の大規模施設による農業事業を展開しています。

 凸版印刷は、今後の成長領域として6次産業化などの市場拡大が見込まれる農業分野に着目。今回の福井和郷との資本・業務提携により、従来培ってきた表面加工技術やマーケティング・ソリューションなど凸版印刷の「印刷テクノロジー」を活用した新たな製品やサービスを開発・提供することで、農業のさらなる産業化・活性化に向け、貢献していきます。


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本提携によるビジネススキーム(左)と、ブランドトマトを栽培する福井和郷の連棟ハウス(右)
©Toppan Printing Co., Ltd. / WAGOEN

■ 具体的な事業展開について
(1) 次世代施設型農業における、IoTを活用した生産効率化ソリューションの開発
農産物の生産工程を、製造業の視点で精査・分析することで標準化・見える化し、生育環境の適切な制御や、病気の有無や収穫時期などの判断を自動化するIoTシステムの構築を、ハードとソフトの両面から推進します。
具体的には、当社が持つ半導体関連技術や画像解析技術、機能性フィルムや建装材向け部材の開発技術およびマニュアル作成のノウハウなどを活用し、関連する新製品・新サービスを開発します。

(2) 機能性包材やトレーサビリティなど、生活者のニーズに基づく新しい流通スキームの構築を支援
安全や鮮度の重視、健康・ヘルスケアへの配慮など、生活者の多様なニーズに対応した新しい生鮮青果の流通スキーム構築を支援します。
具体的には、長期の鮮度保持を可能にするパッケージなどの輸送資材やトレーサビリティを確保した輸送・流通システムの開発、選果・加工・配送の受託などの農業BPOなどに取り組みます。さらに、凸版印刷の既存得意先である多くの企業とコラボレーションした新商品や新サービスの開発を積極的に行い、農産物の新しい価値を創造します。

(3) 植物工場における栽培可能品目の拡大
採算性や技術的な側面から栽培品目が限られる植物工場において、市場調査や栽培技術・手法の実証を推進、生産可能品目のラインアップ拡充を目指します。


■ 今後の目標
 凸版印刷は今後、農業関連市場に対し、産業の活性化を促進する技術およびソリューションを核とした製品・サービスの開発・提供を推進。2021年度に本事業全体で約100億円の売上を目指します。


■ 資本・業務提携の内容
(1) 業務提携の内容
 凸版印刷と福井和郷は、凸版印刷が持つ表面加工技術や販促・プロモーションのノウハウ、および福井和郷が持つ栽培技術や農業ビジネスのノウハウを相互に提供することを通じ、植物工場に関連する各種の事業を共同開発します。なお和郷は、和郷グループにおける植物工場事業を福井和郷に集約します。
 また、その他の農業関連分野における幅広い事業企画やトライアルを含め、福井和郷および和郷とともに2016年11月より具体的に協議していきます。

(2) 資本提携の内容
 本業務提携による相互の信頼・協力関係を強化するとともに、その目的である協業によるシナジー効果を円滑かつ効率的に実現し、その実効性を担保するため、株式会社福井和郷から株式を取得しました。

(3) 資本・業務提携相手先の概要

 名称  株式会社福井和郷
 所在地  福井県大飯郡高浜町安土6-1-6

 代表者の役職・氏名

 代表取締役社長 山崎裕一
 事業内容

 1. 栽培面積およそ3.6haに及ぶ大規模次世代ハウスでの高糖度ミニトマトの生産および販売
 2. 和郷グループの技術をフル活用した人工光型植物工場での農産物生産および販売
 3. フリーズドライ等最新加工技術を導入した青果加工工場での農産物の加工、製品の製造
  およびこれらの販売
 4. 農産物の生産・加工・流通に関するコンサルティングサービス
 5. 農産物の生産・加工技術の研究開発                               など

 資本金  1億1,000万円(凸版出資後)
 設立年月日  2014年5月12日
 大株主及び持ち株比率  株式会社和郷 80.83%
 凸版印刷株式会社 16.67%



■ 和郷グループについて
 千葉県香取市を中心とした日本有数の規模を持つ農業法人グループで、福井和郷の他おもに以下の法人で構成され、グループ内で生産から加工、販売にいたる農業の6次産業化に取り組んでいます。

<農事組合法人和郷園>
 千葉県と茨城県のおよそ90戸の生産農家からなる果菜類を主に栽培する生産者団体で、加入農家の平均販売額は4,000万円超におよびます。農業の6次産業化に取り組む和郷グループの土台となる一次産業を主に担っています。

<株式会社 和郷>
 和郷園からの農産物の加工・販売を主業とし、カット野菜工場、冷凍野菜工場、包装センター、堆肥リサイクルセンターを持つ、和郷グループにおける6次産業化の中核をなし、売上は50億円超となります。
 また、羽田空港内に鮮魚センターを有するCSN地方創生ネットワーク株式会社(代表取締役:野本良平)と資本業務提携し、全国の漁師・漁協から直接仕入れた水産物を販売や、新しい農産物の開発を手掛ける直営農場を運営するなど、1次・2次産業を主体とした事業に取り組んでいます。
 おもな関連企業に農園リゾート「The Farm」(所在地:千葉県香取市)や、海外への日本産農産物の販売と現地農産物の日本への輸出を行う「OTENTO THAILAND」(所在地:タイ・バンコク)があります。



* 本ニュースリリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以上

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