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2016年07月22日

唐招提寺・奈良国立博物館・凸版印刷、鑑真和上の半生を描いた
重要文化財「東征伝絵巻」をテーマにした展示用デジタルコンテンツを製作
~特別展「忍性 -救済に捧げた生涯-」で公開~
律宗総本山 唐招提寺
奈良国立博物館
凸版印刷株式会社
 律宗総本山 唐招提寺(所在地:奈良県奈良市、長老:西山明彦、以下 唐招提寺)・独立行政法人国立文化財機構奈良国立博物館(所在地:奈良県奈良市、館長:湯山賢一、以下 奈良国立博物館)・凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)の3者は、唐招提寺の開祖、鑑真和上の半生を描いた重要文化財「東征伝絵巻」をテーマにした展示用デジタルコンテンツ、タブレット端末用アプリおよび高精細映像『東征伝絵巻 鑑真和上 辛苦の旅路と信念を描く』を製作。2016年7月23日(土)から9月19日(月・祝)まで、奈良国立博物館で開催される特別展「忍性 -救済に捧げた生涯-」の会場で公開します。
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『東征伝絵巻 鑑真和上 辛苦の旅路と信念』
(左)タブレット端末用アプリ画面 監修: 律宗総本山 唐招提寺 奈良国立博物館 製作・著作: 凸版印刷株式会社
(右)高精細映像 監修: 律宗総本山 唐招提寺、 協力: 奈良国立博物館 製作・著作: 凸版印刷株式会社

 特別展「忍性 -救済に捧げた生涯-」では史上初めて、重要文化財「東征伝絵巻」の延べ83mに及ぶ全五巻・全場面が展示されますが、長大な絵巻を展示するにあたり展示スペースならびに文化財保護の観点からすべてを一度に展示することは難しく、本展でも前期と後期の2度に分けて展示されます。今回、全期間を通じて同絵巻の全場面を鑑賞できる、展示用デジタルコンテンツ、タブレット端末用アプリ『東征伝絵巻 鑑真和上 辛苦の旅路と信念を描く』、および高精細映像『東征伝絵巻 鑑真和上 辛苦の旅路と信念を描く』を製作しました。
タブレット端末用アプリでは、同絵巻全巻の見たい場面に移動させながら鑑賞することができます。また、高精細映像では同絵巻に描かれた鑑真和上の半生をナレーションで解説しており、それを聞きながら同絵巻の重要52場面を鑑賞します。
 なお、これらの展示用デジタルコンテンツの開発には、2015年に唐招提寺と凸版印刷が奈良国立博物館の協力のもと、同絵巻を凸版印刷が開発した大型オルソスキャナを用いて取得した高精細デジタルデータを活用しています。また、展覧会期間中に開催される小学生向け講座「きく!みる!ふれる!東征伝絵巻」では、当データを活用して製作したデジタル絵巻コンテンツ『東征伝絵巻 鑑真和上 辛苦の旅路と信念を描く』(※1)を用いて、唐招提寺石田副執事長が同絵巻を解説します。


■ 今回製作した展示用デジタルコンテンツについて
・ タブレット端末用アプリ『東征伝絵巻 鑑真和上 辛苦の旅路と信念を描く』
個人で鑑賞することを目的に開発されたタブレット端末用アプリ『東征伝絵巻』は、指先で操作することで長大な絵巻の中から見たい場面を自由に選択することができます。どの場面でも約3倍まで拡大表示することが可能な解像度の精確なアーカイブデータを使用しているので、貴重な文化財である「東征伝絵巻」本体を傷つけることなく、同絵巻全五巻をタブレット上で詳細に鑑賞することができます。さらには描かれている場面の地図情報や、草書で書かれた詞書を活字化して画面に重ねるなど、絵巻のストーリーをより詳しく知るための、デジタルならではの絵巻鑑賞手法を実装しています。
・ 高精細映像『東征伝絵巻 鑑真和上 辛苦の旅路と信念を描く』
多人数での鑑賞を目的として開発されたフルハイビジョン高精細映像『東征伝絵巻 鑑真和上 辛苦の旅路と信念を描く』は、「東征伝絵巻」全五巻の中から重要な場面52ヶ所を選択、描かれている内容をナレーションで解説しており、約30分の上映時間で鑑真和上の半生を知ることができます。各場面では高精細デジタルアーカイブデータを活かした拡大表示を行い、描かれた人物の表情や着物の柄までも鑑賞することが可能です。


■ 生誕800年記念特別展「忍性 -救済に捧げた生涯-」について
 会期: 2016年7月23日(土)~9月19日(月・祝) 
 開館時間: 9時30分~18時30分 (入館は閉館30分前まで)
 場所: 奈良国立博物館
 主催: 奈良国立博物館/読売テレビ/読売新聞社
 観覧料金: 一般 1,300円(1,100円)、高校・大学生 900円(700円) 小・中学生 500円(300円)
        (*カッコ内は前売り・20名以上の団体料金)
 展覧会の詳細は奈良国立博物館のホームページhttp://www.narahaku.go.jpをご覧下さい。


■ 凸版印刷のVR・デジタルアーカイブへの取り組み  URL: http://www.toppan-vr.jp/bunka/
 凸版印刷では印刷テクノロジーで培った高精細・大容量のデジタル画像処理技術やカラーマネジメント技術、立体形状計測技術を核に、文化財の高精細デジタルアーカイブに取り組み、これまでに、マチュピチュ(ペルー)、国宝「檜図屏風」(東京国立博物館所蔵)など、国内外で数々の貴重な文化財や世界遺産をデジタルアーカイブ化しています。
 さらに、文化財のデジタル展示手法としてVR技術の開発に取り組み、『ナスカ』や『唐招提寺~金堂の技と鑑真和上に捧ぐ御影堂の美~』、『洛中洛外図屏風 舟木本』など、著名な文化財をテーマにしたVR作品を1997年から50本製作しています。
 また、大型スクリーンを用いたVRシアターの導入を進め、海外では中国・故宮博物院やホンジュラス共和国博物館、国内では東京国立博物館の「TNM&TOPPANミュージアムシアター」や日光東照宮 東照宮シアター、堺市博物館 百舌鳥古墳群シアターなど22拠点にトッパンVRシステムを導入、文化財VR作品を上映・上演しています。

※1 デジタル絵巻コンテンツ『東征伝絵巻 鑑真和上 辛苦の旅路と信念を描く』
2015年に唐招提寺と凸版印刷は奈良国立博物館の協力のもと製作。デジタル絵巻コンテンツはスクリーンに投影された高精細デジタルアーカイブデータを、タブレットをコントローラーとしてインタラクティブに操作することで、僧侶や研究者が解説を行うことを可能にしました。
以上

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