2016/06/15

凸版印刷、使用後の解体が容易な新紙パック容器「EP-PAKオルカット」が
宝酒造“松竹梅「京のあまくち」”で初採用
 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、使用後の解体が容易な紙パック容器「EP-PAKオルカット」を開発・販売しています。今回、この「EP-PAKオルカット」が、宝酒造株式会社(本社:京都府京都市下京区、代表取締役社長:柿本敏男、以下 宝酒造)が発売する清酒“松竹梅「京のあまくち」”の7月製造分より初採用されます。
 「EP-PAK」は、凸版印刷が開発した口栓付き紙パックで、内容物の保護性に優れ、常温での長期保存が可能です。清酒や焼酎などの飲料はもちろん、業務用ヘアケア剤やカー用品など、幅広い分野での採用実績があります。
「EP-PAKオルカット」は、口栓のついた頭部の下のミシン目加工を前後に折り曲げて手で引き裂くだけで、簡単に分別できる新しい口栓付き液体用紙製容器です。既存の生産設備に改造を加えることなく対応できるため、設備コストをかけることなく、環境配慮型パッケージへの切り替えが可能になります。
 「EP-PAKオルカット」のリサイクルしやすさが評価され、今回の採用につながりました。
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松竹梅「京のあまくち」(左)と、頭部の拡大図(右)
© TAKARA SHUZO CO.,LTD.

■ 「EP-PAKオルカット」の特長

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・手で簡単に分別できる
口栓のある頭部と胴部の間にミシン目加工を施すことで、使用後に折り曲げてから頭部を手で引き裂くことができます。これにより、広い開口部からハサミを入れて容器を開き、リサイクル可能な胴部と、可燃ごみとなる底部に分けることができるため、リサイクル適性が向上しました。
・既存の生産ラインへの追加導入に対応
新規での生産設備導入はもちろん、既設の充填成型機で対応できるため、既存製品からの切り替えも容易です。


■ 今後の目標
 凸版印刷は今後、本製品を清酒・焼酎などの酒類業界はもちろん、飲料業界などにも拡販。2017年度に約8億円の売上を目指します。


■ 採用製品について
 “松竹梅「京のあまくち」”は、京都伏見の名水である「伏水」で仕込み、すっきりとした上品な甘さと後味のよさを実現した甘口の清酒です。

 商品名  松竹梅「京のあまくち」
 品目  清酒
 酒質  日本酒度 -6 / 酸度 1.0
 アルコール分  13.0度以上14.0度未満
 原材料  米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
 容量/容器  2L/紙パック
 梱包  6本段ボール箱入り
 参考小売価格  1,463円(消費税抜き)
 発売地域  全国
 発売日  2016年7月上旬


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以上

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