2016/04/26

凸版印刷、自分の顔と合成したアバターが次々に生成される
体験型デジタルサイネージシステム「ToyCamera」を開発
~イージーオーダー型で低価格、短納期での提供が可能~
 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、自分の顔と合成したアバターが次々に生成される体験型デジタルサイネージシステム「ToyCamera(トイカメラ)」を開発。商業施設やイベント、観光地に向けて、2016年4月下旬より本格的な販売を開始します。なお、本製品は株式会社しくみデザイン(本社:福岡県福岡市博多区、代表取締役:中村俊介)の技術協力によるものです。

 「ToyCamera」は、AR(拡張現実)技術と顔認識技術を組み合わせた、イベントや旅行先での思い出づくりに貢献する体験型デジタルサイネージシステムです。デジタルサイネージの前に立つ人の顔を、複数人であってもコンピュータが同時に認識し、サイネージに取り付けられたカメラで自動撮影。次々とランダムに出現する動物や侍などのコミカルなキャラクターと合成し、画面上を動き回る愉快なアバターを生成します。生成されたアバターは、デジタルサイネージ上に表示されるQRコードを通して、スマートフォンなどへのダウンロードや、SNSへの拡散が可能。また、ダウンロードした画面に、広告やクーポンを表示することで、現地への集客はもちろん、新たな誘客ツールとしても利用が可能です。
 合成する素材は、30種類のキャラクターと13種類の背景を標準で装備。これらの素材によるイージーオーダー型の運用であれば、低予算で最短1週間程度での導入が可能です。また、用途に応じてオリジナル制作も可能で、イベント限定の背景やご当地キャラクターなどとの合成を楽しむことができます。

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■ 開発の背景
 デジタルサイネージは、商業施設や公共施設などで広く利用されており、特にイベントや観光地といった多くの人が行き交う場所においては、参加者の興味や関心を惹きつける利用方法が求められています。
 凸版印刷はこれまで、2人が触れ合った瞬間にシャッターが切られる「LoveCamera(ラブカメラ)」や、ジャンプした瞬間に写真を撮影できる「PopCamera(ポップカメラ)」といった体験型デジタルサイネージシステムを提供。これまで培ったノウハウをもとに、その第3弾として商業施設やイベント、観光地向けに「ToyCamera」を開発しました。
■ 本製品の特長
・デジタルサイネージに固定されたカメラで自動撮影
デジタルサイネージの前に立つ人の顔を認識し、デジタルサイネージに固定されたカメラで自動撮影するため、撮影者を配置する必要がありません。また、複数人でもそれぞれの顔を個別に認識するため、複数人同時に撮影することが可能。個人だけでなく、グループでも一緒に楽しむことができます。
・イージーオーダー型の運用なら低予算かつ短期間で導入が可能
合成する素材は、30種類のキャラクターと13種類の背景を標準装備。これらのイージーオーダー型の運用であれば、低価格で最短1週間程度での導入が可能です。また、用途に応じてオリジナル制作も可能で、イベント限定の背景やご当地キャラクターなどとの合成を楽しむことができます。 
・現地への集客はもちろん、周辺地域への誘客ツールにも対応
生成されたアバターをダウンロードした画面には、広告やクーポン券なども同時に表示可能。現地への集客はもちろん、周辺地域への誘客ツールとしても利用することができます。
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標準装備されている素材(左:背景、右:キャラクター)
■ 価格
システム、およびレンタル機器(PC、55インチモニター) 1セット60万円/週~(税抜)
※合成する素材の背景やキャラクター込み(オリジナル素材制作は別費用)

■ 今後の目標
 凸版印刷は、本製品を観光業界やイベント業界に向けて販売し、関連受注も含め、2017年までに2億円の売上を目指します。


* 「ToyCamera」は商標登録申請中です。
* 「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以上

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