TOPPAN
凸版印刷株式会社

お問い合わせ

文字の大きさ

  • 大
  • 中
  • 小
  • 製品・サービス
  • IR情報
  • CSR活動
  • ニュースリリース
  • 企業情報
  • 研究開発
  • 採用情報

ニュースリリース検索

2016年03月18日

凸版印刷と故宮博物院、「故宮文化資産デジタル化応用研究」における
15年間の研究成果を「故宮博物院端門デジタル館」にて一般向けに初公開
 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)と、中国・故宮博物院(所在地:北京市、院長:単霽翔)は、2000年より「故宮文化資産デジタル化応用研究(略称:故宮プロジェクト)」を共同で進めています。
 このたび、この「故宮プロジェクト」の研究成果であるVR (バーチャルリアリティ ※1)作品を、2016年3月1日に故宮博物院の敷地内にオープンした「故宮博物院端門デジタル館」のVRシアターにて一般公開を開始しました。なお、故宮プロジェクトによる研究成果であるVR作品を常設展示として一般公開するのは今回が初めてとなります。

 「故宮博物院端門デジタル館」は故宮博物院が開設した展示施設で、同院の古建築と文物を対象に、高精細デジタルデータと綿密な学術研究を融合させ、歴史的かつ文化的な情報を、デジタル技術を駆使して公開する展示空間です。
 凸版印刷と故宮博物院は今回、共同研究の成果であるVR作品『故宮VR《紫禁城・天子の宮殿》』を、同館内に設置されたVRシアターで一般公開。来館者は、VR技術で再現された清・明王朝時代の紫禁城を、太和殿を中心に鑑賞できます。

 凸版印刷は今後も故宮博物院との共同プロジェクトを継続して推進。また貴重な古建築群や文物のデジタル化による研究/保護活用手法の開発や、それらのデータを元にしたVR作品などのデジタルコンテンツの一般公開を国内外で推進していきます。

image1
「故宮博物院端門デジタル館」内VRシアター(画面中央が曲面スクリーン)での上演風景(上図左、撮影:故宮博物院 張林)、
「故宮博物院端門デジタル館」外観(上図右)、上演作品『故宮VR《紫禁城・天子の宮殿》』(下図)
製作・著作:故宮博物院/凸版印刷株式会社

■ 「故宮博物院端門デジタル館」での上演案内
開館期間: 2016年3月1日(火)~7月15日(金)
休 館 日: 月曜日 (ただし、祝日・休日は除く)
入場時間: 9:00/ 10:00/ 11:00/ 12:00/ 13:00/ 14:00/ 15:00
上演時間: 約20分
料金: 無料 (予約制)  ※予約Webサイト: http://gugong.228.com.cn/
※開館日、入場時間などは変更になる場合があります。詳細はWebサイト(http://www.dpm.org.cn/)をご確認ください。


■ 「故宮プロジェクト」について
 凸版印刷が故宮博物院に導入した文化財のデジタルアーカイブ化による可視化システム「トッパンVR」にて、故宮博物院の管理する紫禁城などの宮廷建築群と文物を、デジタル技術で保存・公開する共同研究プロジェクトです。中国の博物館では初めてとなる国家認定の国際共同プロジェクトとして2000年にスタートしました。2003年、故宮博物院内の内務府跡地(非公開エリア)に、およそ3年の歳月をかけて清朝時代の宮殿を模した「故宮文化資産デジタル化応用研究所」を設立。研究所内に、高さ4.2メートル、幅13.5メートルの大型3面カーブスクリーンを用いたVRシアターを設置しました。ここを研究拠点として、故宮最大の宮殿「太和殿」を皮切りに、紫禁城空間・文物のデジタル化を進め、清王朝全盛期の姿で再現する『故宮VR《紫禁城・天子の宮殿》』の共同制作を進めてきました。
 第1期(2000~2005年)、第2期(2005~2010年)、第3期(2010~2015年)にわたるプロジェクトを通じ、紫禁城を代表し個性的な特徴を備えた宮殿を中心テーマに据えて、故宮の持つ多様性に対応したデジタルアーカイブのあり方を追求してきました。デジタルアーカイブ全体の空間は78万平方メートルの紫禁城空間全域を納め、さらにその周囲を包み込む皇城区域をふくめた空間に拡大しています。15年間を通じて先駆的に取り組んできたVRによるデジタルアーカイブは、その規模において、世界に類例のないものになっています。


■ 凸版印刷のVR・デジタルアーカイブへの取り組み
 凸版印刷では印刷テクノロジーで培った高精細・大容量のデジタル画像処理技術やカラーマネジメント技術、立体形状計測技術を核に、文化財の高精細デジタルアーカイブに取り組み、これまでに、マチュピチュ(ペルー)、国宝「陽明門」(日光東照宮)、国宝「檜図屏風」(東京国立博物館所蔵)、など、国内外で数々の貴重な文化財や世界遺産をデジタルアーカイブ化しています。
 また、文化財のデジタル展示手法としてVR技術の開発に取り組み、「ナスカの地上絵」、「東大寺大仏」など、著名な文化財をテーマにしたVR作品を1997年から40本以上製作しています。
 さらに、大型スクリーンを用いたVRシアターの導入を進め、海外では中国・故宮博物院やホンジュラス共和国博物館、国内では東京国立博物館の「TNM&TOPPANミュージアムシアター」や日光東照宮 東照宮シアター、堺市博物館 百舌鳥古墳群シアターなど20拠点にトッパンVRシステムを導入、文化財VR作品を上映・上演しています。
URL: http://www.toppan-vr.jp/bunka/



※1: VR(バーチャルリアリティ)
コンピュータで生成された三次元コンピュータ・グラフィックスの映像の中を自由に移動しながらその三次元空間にいるかのような感覚を体験することができる技術です。

* 本ニュースリリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以上

ページの先頭へ戻る