2015/06/12

TOPPAN USA、シカゴに新事務所を開設
~北米における透明バリアフィルム事業の販売活動を強化~
凸版印刷株式会社
TOPPAN USA, INC.
 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)の米国ジョージア州現地法人であるTOPPAN USA, INC.(所在地:米国・ジョージア州、社長:江崎純生、以下TOPPAN USA)は、このたびイリノイ州シカゴに新事務所を開設。2015年6月より本格的な販売活動を開始します。

 TOPPAN USA, INC.は、凸版印刷の海外初の透明バリアフィルムの生産拠点として2016年3月に米国ジョージア州の新工場の竣工、量産開始を目指しています。新工場により、北米と欧州のパッケージメーカーなどに向けて「GLフィルム(※)」をはじめとする透明バリアフィルムの供給能力を強化するとともに、生産拠点の立地の利点を活かし、更なる事業展開の強化を図っていきます。

 今回、透明バリアフィルムの主な顧客である有力コンバーターやエンドユーザーが集中している米国中西部に向けての販売活動を強化するため、イリノイ州シカゴに新事務所を開設。米国での販売拠点の中心とし、2016年に竣工予定の新工場の活性化や、米国および中南米を含めた透明バリアフィルム事業拡大に向けた活動を展開していきます。
<凸版印刷のバリアフィルム事業とTOPPAN USA設立の背景>
・凸版印刷は1986年より、「GLフィルム」をはじめとする透明バリアフィルムの販売を開始、現在では全世界の透明バリアフィルム市場において、トップクラスの高いシェアをもっています。
・全世界の包装材市場は、今後、環境配慮の面などから、バリアフィルム化が加速すると推測しています。特に北米市場は、ライフスタイルの変化による食品の長期保存へのニーズや、ビン・缶から軟包材への置き換えなど、食品包装材市場の産業構造が大きく転換しつつあり、今後バリアフィルムのニーズが更に拡大すると推測しています。
・このような市場動向を受け、米国・ジョージア州に透明バリアフィルムの生産拠点を建設し、北米市場および新規市場に、高品質な透明バリアフィルムを提供していきます。(URL: http://www.toppan-usa.com/)
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※GLフィルムについて
 凸版印刷が独自に開発した透明バリアフィルムです。独自の蒸着加工技術による世界最高水準のバリア性能と用途に応じた豊富なバリエーションによって、国内だけでなく欧州を中心に北米、東南アジアなど海外市場でも高い評価を得ています。今日では透明バリアフィルム市場のトップブランドとして、約45の国と地域、約15,000点の商品に採用されています。


※凸版印刷について
凸版印刷は1900年創立。「印刷テクノロジー」をベースに、「情報コミュニケーション」(セキュア、マーケティング、コンテンツ)、「生活・産業」(パッケージ、建装材、高機能・エネルギー関連)、「エレクトロニクス」(ディスプレイ関連、半導体関連)の3つの事業領域で幅広い事業活動を展開しています。売上高約1兆5270億円、従業員数約49000人(2015年3月期)詳しくは:www.toppan.co.jp/english/


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以上

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