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2015年03月12日

凸版印刷、東北大学災害科学国際研究所と共同で、
電子ペーパー掲示板を活用した災害関連情報の配信に関する研究を開始
~災害時に必要とされる情報の調査・分析から情報配信の仕組み・手法を開発~
 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、東北大学災害科学国際研究所(所在地:宮城県仙台市、所長:今村文彦、以下 IRIDeS)と共同で、大型電子ペーパー掲示板を活用した地域情報連携に関する研究を開始しました。
 本研究は、IRIDeSの持つ幅広い分野にまたがる災害情報に関する知見と、凸版印刷が開発した電子ペーパー掲示板を活用した情報配信システムとを融合することで、平時および災害時に適切な情報配信を行い、住民にとって的確な情報入手を促進させる新たな情報伝達の仕組みの実現を目指すものです。
 凸版印刷とIRIDeSは、「第3回国連防災世界会議」(主催:国際連合、会場:仙台国際センター)と併催されるパブリック・フォーラム「レジリエンス・ワークショップ」(会期:2015年3月16日、会場:東北大学川内キャンパス内)において、本研究について展示ならびに関連した講演を行います。
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パブリック・フォーラムで展示する大型電子ペーパー掲示板
© Toppan Printing Co., Ltd.

■ 背景
 災害などの非常時においては、さまざまな社会インフラが寸断されることにより、被災後の避難・救助活動や復旧・復興活動に影響が出るなどの問題が起こっています。特に東日本大震災に代表されるような震災時には、地域住民に緊急情報の伝達が行き渡らないだけでなく、地域ごとの物資支給や給水などの情報も入手しにくく、信頼できる機関による正確な情報配信が求められています。
 IRIDeSでは、東日本大震災後に地域住民や自治体に対し、災害時に必要な情報について体系的なヒアリング調査を実施し、研究を進めてきました。
 凸版印刷は、超低消費電力の電子ペーパーを活用した情報サービスを2008年に商用化。災害時にも利用可能な、省電力で、地域密着型の情報配信サービスとしての実績を重ねてきました。
 このたび、IRIDeSが持つ災害関連情報に関する知見と、凸版印刷が持つ電子ペーパー配信システムならびに情報加工・編集ノウハウを活用し、平時および災害時に住民にとって的確な情報入手を促進させる新たな情報伝達の仕組みについて研究します。


■ 具体的な研究内容
・情報を体系化
IRIDeSが実施してきた災害時に必要な情報に関するヒアリング調査を網羅した形で分類。
住民が必要としている情報を体系化することで、自治体が伝えるべき情報を整理します。
・体系化した情報の適切な配信手法の開発
情報を見やすく、分かりやすく加工するだけでなく、表示する場所やタイミングを選別した効率的な配信オペレーション手法を開発します。


■ 今回試作した大型電子ペーパー掲示板について
<特長>
・超低消費電力の電子ペーパーを搭載
電子ペーパーは書き換える時のみ電気を必要とするため超低消費電力で、太陽光下でも見やすい視認性の良い表示媒体として、電子書籍リーダーや電子棚札で商用化されています。
トッパンでは電子ペーパーの大型化に2004年から取り組んでおり、超低消費電力と高視認性を活かし、防災用途に適した大型掲示板を開発しています。
・少ない運用負荷で状況にあわせたコンテンツ配信が可能
表示する画像や時間帯の指定など、コンテンツ配信の操作はすべてWebブラウザでオフィスなどから容易に行えます。時間帯、曜日、場所にあわせたコンテンツを、少ない負荷で配信することが可能です。また、Webサイトとの連動更新やRSSによるテキスト情報の自動更新も可能です。
<概要仕様>
表示方式: セグメント型直接駆動、E Ink電子ペーパー(反射型白黒二値表示)
表示寸法: 対角40インチ(縦720×横720mm、1画素は約1.5mm角)
画素数: 縦480×縦480(タイル6枚=縦3×横2枚構成)
全体寸法: 幅987mm×高さ1,915mm×奥行155mm
        ※脚部キャスター込の場合、1,190×2,000×850mm
通信方式: 3G携帯電話通信網によるTCP/IP通信
電子ペーパーの消費電力: 実測最大6W(表示部3W、通信機器最大3W)
LEDエッジライトパネルの消費電力: 上下各20W


■ 今後の展開
 凸版印刷とIRIDeSは今後も、地域防災・減災に向けた情報伝達のあり方について研究を進め、2015年春から自治体での実地検証を実施する予定です。



■ 「第3回国連防災世界会議」ならびに「レジリエンス・ワークショップ」について
・「第3回国連防災世界会議」
日程: 2015年3月14日(土)~18日(水)
会場: 仙台国際センター(会議棟、展示棟)、仙台市博物館
主催: 国際連合
参加者: 国連加盟国、国際機関、NGO等から、首脳、閣僚級を含む政府関係者など
5,000人以上を想定

・「レジリエンス・ワークショップ」
名称: レジリエンス・ワークショップ ~しなやかな防災・減災を実現する科学技術と社会実装~
日時: 2015年3月16日(月) 9:30~18:00ごろ
場所: 第3回国連防災世界会議サイドイベント用会場(東北大学川内キャンパス)
      講演会場:B101
      テクノロジー・デモ&パネル展示会場:A307
主催: 東北大学災害科学国際研究所、東北大学流体科学研究所、日本アイ・ビー・エム(株)東京基礎研究所



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* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
 

以上

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