2015/03/10

電子チラシサービス「Shufoo!」と京都大学 
個人個人に最適化する「次世代レコメンド配信サービス」を共同開発し、実証実験を実施
~京都大学 新熊亮一准教授のデータ活用による行動予測技術と連携~
 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)が運営する国内最大級の電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」(※1)は、国立大学法人京都大学大学院情報学研究科 新熊亮一准教授(以下、京都大学)とともに、電子チラシの「次世代レコメンド配信サービス」を共同開発。京都大学が開発したデータ活用による行動予測技術を利用し、「Shufoo!」のアクセスログ情報を解析、ユーザの行動やニーズを予測することで「Shufoo!」ユーザ個人個人に最適化した電子チラシ配信を実現する、「次世代レコメンド配信サービス」の実証実験を2015年4月から実施します。
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■ 背景
 「Shufoo!」は従来、電子チラシお届けサービスとして、エリアセグメント配信によって企業の販促コンテンツを生活者に届けてきました。さらに近年では企業の販促コンテンツをより効果的に届けることを目的として、他メディアとのコンテンツ連携配信や、ID連携によるパーソナル・セグメント配信といった新しい配信手法を開発し、企業の販促コンテンツの価値最大化に取り組んでいます。
 さらにこの度、配信手法開発の一つとして、京都大学が開発したデータ活用による行動予測技術に着目。電子チラシという即時性が高くかつカテゴリーや訴求内容が幅広いコンテンツへの膨大なアクセスログを、多様な軸でスピーディに解析することで、個々のユーザと様々なチラシとの関係を定量化し、自動的、多角的なレコメンド配信ができるようになります。
 今回、このデータ活用による行動予測技術を用いて、「Shufoo!」ユーザのニーズや行動を予測し、ユーザ個人個人に最適化したレコメンドチラシ配信の仕組みを構築し、その効果を検証する実証実験を実施します。

■ ねらい
・凸版印刷は、企業のコンテンツの価値最大化のため、ユーザ個人単位での最適なコンテンツ配信の実現を目指します。
・京都大学は、独自のデータ活用による行動予測技術に関して効果測定を実施し、大規模な情報配信サービス上での有効性の実証を行います。

 

■ 今後の展開
 凸版印刷と京都大学は共同で「次世代レコメンド配信サービス」の開発を進め、2015年4月には 「Shufoo!」の一部ユーザを対象にした、実証実験を実施する予定です。
 今後、この実証実験の結果を踏まえ、「Shufoo!」ユーザの全てを対象にした本格的なサービスとして2015年度中の提供開始を目指します。

 

※1 「Shufoo!」について
凸版印刷が2001年8月より運営を開始し、20-40代の女性を中心に利用されている国内最大級の電子チラシサイト。大手流通各社、地域主力スーパーなど約3,000法人、約103,000店舗が参加(2015年1月31日現在)しています。チラシの閲覧回数や閲覧部分のデータを収集・分析するマーケティング機能も備えています。また、生活者は、PCに加え、携帯電話やデジタルテレビ、拡大するスマートフォンやタブレット端末など様々なデバイスから日本全国の電子チラシを検索することができます。
 
・PC http://www.shufoo.net
・携帯 http://mobile.shufoo.net
・iPhone http://itunes.apple.com/jp/app/id373909230?mt=8
・iPad http://itunes.apple.com/jp/app/id373911706?mt=8
・Android https://play.google.com/store/apps/details?id=com.toppan.shufoo.android
 

* 本ニュースリリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以上

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