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2015年03月06日

凸版印刷、定量的な視線データで「買い場を科学する」、
リアル行動視線調査サービス「Insight Viewer(TM) Real」を開始
~世界初の自動解析プログラムにより、マーカーレスで視線の可視化が可能に~

 凸版印刷(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、世界で初めて、装着型アイカメラの視線データを自動解析するプログラムを開発(※1)。このプログラムを活用した、実際の店舗での購買者の視線について高精度な定量分析が行えるリアル行動視線調査サービス「Insight Viewer(TM) Real (インサイト ビュアー リアル)」を、消費財メーカーや流通に向けて2015年3月より本格的に提供します。

 「Insight Viewer(TM) Real」では、売場にマーカー(目印)を付けることなく、装着型アイカメラで撮影した動画上の視線データを自動解析し、複数の被験者の視線データを同時に高い精度でプロットすることができます。そのため、従来の装着型アイカメラ調査では難しかった、視野全体や複数棚が並んだ売場全体の視線の停留個所を色で表現する「Heat Map(ヒートマップ)」や、視線を集めたエリアの分布を%表示する「AOI(Area of Interest:エーオーアイ)」など、定量的な視線データの可視化が可能になりました。

 また、新開発した自動解析プログラムにより、視線解析にかかる時間を短縮、従来のサービスに比べ同じ期間でサンプル数を増やすことも可能となります。

07.画像1
(左)装着型アイカメラでの実店舗の調査風景 (右上)視線データのプロット例 (右下)視線データのHeat Map例
(C) Toppan Printing Co., Ltd.

■ 背景
 凸版印刷は2004年より、アイカメラを用いて消費者の視線を分析し、購買行動を調査するサービスを提供してきました。アイカメラを使った調査サービスは、マーケティング分野で商品パッケージや店頭販促物のデザイン検証や棚割り検証に利用され、消費者の購買行動を記録して、科学的に分析する手法として近年多くの企業で活用されています。
 特に、被験者が帽子や眼鏡で身につける「装着型アイカメラ」は、実際の店舗に近い環境での調査が可能なため、需要が拡大しています。しかし、移動する被験者の視点データを定量的に分析するためには、売場棚に画像認識用のマーカーを設置する必要があり、リアルな店舗状況では調査の実施が難しいという課題がありました。
 今回、凸版印刷はバーチャルリアリティ(VR)作品の開発などで培った3次元空間構成技術を活用することにより、世界で初めて、売場にマーカーを付けずに、装着型アイカメラの視点データを自動解析するプログラムを開発しました(特許出願中)。 具体的には、装着型アイカメラで撮影した動画を解析し、三次元の座標軸で捉えて3Dマップ上に高精度にプロットし、プロットされた複数のサンプルデータを、売場の棚正面など一覧性をもった平面図として切り出します。その後、「Heat Map」や「AOI(Area of Interest)」として、データをビジュアル化します。

 

■ 本サービスの特長
・ 装着型アイカメラの視線データを高精度に定量分析
自動視線解析プログラムの開発により、従来難しかった高精度な定量分析ができます。


・ マーカーレスでリアルな店舗環境での調査が可能
これまで視点の位置を特定するために必要だった売場棚のマーカー設置が不要、リアルな店舗環境で調査できます。

 

・ ビジュアルで調査結果を提供
「視線フロー図」や複数人のデータを統合して解析する「Heat Map」、「AOI(Area of Interest)」といったわかりやすいビジュアルによるアウトプットが可能です。

 

・ リアルな購買行動調査だからこそわかる、「買い場の科学」を可視化します
カートを押しながら買い物をするため、通常の目線より比較的下に視線がいくことや、シニアの視線はより下目線で視野が狭くなること、また動いている時は水平に視線が移動するが、立ち止まった時は縦方向に大きく振れるなど、観察調査やインタビュー調査だけではわからないことを、数値的に可視化することが可能です。

 

■ 価格
 基本料金 : 12サンプル×3パターンを調査する場合 130万円から
 ※調査設計、アイカメラ調査と視線解析、事後アンケート調査、報告書(アウトプット)を含む。

 

■ 今後の展開
 凸版印刷は、「Insight Viewer(TM) Real」を、主に消費財メーカーや流通の、商品パッケージデザインや店頭販促物のデザイン検証、棚割り検証などに向けに提供します。さらに、ショールームのデザインやサイン・看板デザインの検証、タブレットコンテンツのユーザーインターフェース(UI)検証など、新たな活用も促進することにより、科学的な検証データを元にした提案活動に力を入れていきます。
 凸版印刷は2017年度に、本サービスにより関連受注も含めて、約10億円の売上を目指します。また、今後も、最新の手法を応用して消費者の購買行動を科学的に分析し、その結果をマーケティングに活かすさまざまなサービスを開発していきます。

 

※1 VR画像解析技術を活用した、独自解析ソフト「Eye-mapping」を使用。マーカーなどの目印をつけずに、動画からの注視点データを自動抽出するプログラムは「世界初」
(日・米・欧にて国際特許出願中)。

 

* 本ニュースリリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以上

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