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2014年12月24日

東京国立博物館と凸版印刷、金屛風の輝きを再現した
VR作品『国宝 檜図屛風と狩野永徳』を製作、
TNM & TOPPANミュージアムシアターで1月4日より初公開
東京国立博物館
凸版印刷株式会社
独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館(所在地:東京都台東区、館長:銭谷眞美、以下 東京国立博物館)と凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、2014年3月に修復が完了した国宝「檜図屛風」を題材に、屛風本来の輝きを再現したVR(バーチャルリアリティ※1)作品『国宝 檜図屛風と狩野永徳』を製作しました。東京国立博物館・東洋館内「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」で、2015年1月4日(日)より初公開します。
 国宝「檜図屛風」は、安土桃山時代の絵師である狩野永徳の作品で、絢爛豪華な金箔の雲に、檜が大きく天に向かって伸びる大胆な構図が特長の、永徳晩年の傑作といわれる文化財です。本作は、2012年10月から2014年3月まで大修理が行われ、襖絵として描かれた当時の姿に近づけるために、8曲1隻の屛風から4曲1双の屛風に仕立て直されました。そのほか、絵の亀裂には新しい補紙を当て、画面をくすませていた汚れや水シミ跡を軽減するなどの処置で、描かれた当初の形や絵の具、墨の色合いが鮮やかに蘇っています。また、修理の過程で檜図屛風の由来に関する重要な資料も発見されました。
 本VR作品の製作にあたり、修復後の国宝「檜図屛風」を超高精細デジタル撮影し、25億画素におよぶアーカイブデータを取得。屛風に緻密に描かれた葉の一枚一枚までを拡大して詳細に鑑賞することができます。さらに今回は新たな試みとして、金箔など光沢素材の反射情報を取得し、物理特性に基づく質感と光源環境をシミュレーションすることで、実写レベルの映像表現を実現しました。これにより、金雲の手前に描かれた檜の巨木を浮き立たせ、永徳が描いた躍動感ある檜の姿を鑑賞することができます。
 本VR作品では、「平成の大修理」の様子を、東京国立博物館研究員のコメントを交えながら明らかにするとともに、狩野永徳が狩野派の四代目として幼い頃から才能を開花させ、時の天下人から一手に制作依頼を受けるようになり、晩年に檜図屛風を描くまでの人生ドラマを紹介します。
 なお、国宝「檜図屛風」は、2015年2月17日(火)から3月15日(日)まで、本館2階2室(国宝室)にて展示されます。

檜図屏風_デジタル撮影.JPG 檜図屏風_金箔の反射情報.jpg

国宝「檜図屛風」修理後の超高精細デジタル撮影                    金箔の反射情報を取得                

11.画像3
VR技術で檜図屛風を再現
監修:東京国立博物館 制作:凸版印刷株式会社
■VR作品『国宝 檜図屛風と狩野永徳』について
上演期間 : 2015年1月4日(日)~4月26日(日)
上演時間 : 水・木・金 13:00、15:00 土・日曜、祝・休日 11:00、13:00、15:00
         ※所要時間は約40分です。
料金 : 高校生以上  500円 中学生・小学生  300円
      未就学児、障がい者および介護者1名  無料
      *総合文化展当日券(一般620円/大学生410円)とセット購入で一般1000円/大学生800円
            *鑑賞には当日の予約が必要です。

■東洋館「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」について
 「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」は、VRによる文化財の新しい鑑賞方法を体験できる施設です。「バーチャルリアリティで時空を超える」をコンセプトに、東京国立博物館の収蔵品を中心とする文化財デジタルアーカイブをVR技術で可視化。専属のナビゲーターのライブ上演で、あたかもコンピュータが生成する三次元空間の中にいるかのような感覚で文化財を鑑賞できます。文化財の往時の姿の再現や肉眼では鑑賞することが難しい細かなディテールの拡大など、デジタルならではの文化財との新たな出会いと楽しみ方を提供する空間です。

・超高精細4K(※2)プロジェクタによるVR映像投映
・スクリーンサイズ : 300インチ(横幅6.6m、高さ3.7m)
・座席数 : 98席
・シアターウェブサイト : http://www.toppan-vr.jp/mt/

※1 バーチャルリアリティ(VR)
コンピュータで生成された三次元コンピュータ・グラフィックスの映像の中を自由に移動しながらその三次元空間にいるかのような感覚を体験することができる技術です。
※2 4K
米大手映画会社7社を中心とするデジタルシネマ標準化団体「DCI」(Digital Cinema Initiatives, LLC)が提唱するフォーマットで、フルハイビジョンの4倍以上の885万画素(4096×2160ピクセル、4K×2K)の解像度です。
以上

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