2014/08/21

神戸大学海事科学研究科・海事科学部と凸版印刷、ナレッジキャピタルにて
夏休み体験イベント「発見・体験!船の世界」を共同で実施
~シップ・シミュレータを用いた操船体験や、水先人などによるセミナーを実施~
神戸大学海事科学研究科・海事科学部
凸版印刷株式会社

 神戸大学海事科学研究科・海事科学部(所在地:兵庫県神戸市、研究科長・学部長:林祐司、以下 神戸大学)と凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、神戸大学海事博物館で開催中の企画展「船舶模型から学ぶ人・海・船」と連動した夏休み体験イベント「発見・体験!船の世界」を、2014年8月23日と24日の2日間、グランフロント大阪(所在地:大阪府大阪市)のナレッジキャピタルにて共同で実施します。

 本イベントは、先人の知恵と最新の科学技術の融合による海運と船舶の世界について海事博物館外で告知することで、海運や船舶文化の認知向上と、海事博物館の来館増加を目的として実施するものです。
 具体的には、日頃なかなか聞く機会のない「水先人」など海事・船舶の専門家によるセミナーと、大型画面で臨場感のある操船体験ができる「Ship Simulator(シップ・シミュレータ)」を用いたイベントを実施。また、海事博物館が所蔵する貴重な船舶模型「クリスタルハーモニー」や「対馬丸」の出張展示も行います。

画像
「Ship Simulator」操作イメージ(左)と、当日展示予定の船舶模型「クリスタルハーモニー」(右)
©Kobe University

■ イベント開催概要
会 期: 2014年8月23日(土)、24日(日)
時 間: 10:00~16:00
会 場: グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル ザ・ラボ2階 アクティブスタジオ
住 所: 530-0011 大阪府大阪市北区大深町3番1号 グランフロント大阪(北館)
主 催: 神戸大学海事科学研究科・海事科学部、凸版印刷株式会社


■ イベントプログラムとその詳細(両日とも)

 10:00  開場 
 10:30

 セミナー① 「船を動かすチームプレー・水先人のお仕事」
  (※セミナー開始30分前より整理券配布)
    講師:神戸大学海事科学研究科 准教授 廣野康平氏
        大阪湾水先区 水先人 斉藤志穂氏
        内海水先区 水先人 川島慧子氏

      水先人は、担当する港や海域の特徴を知りつくしたプロフェッショナルです。船長を始めとした乗組員との役割分担を解説します。また、船を操縦する(操船といいます)ために必要な知識や号令の種類と意味も解説し、引き続く操船体験の基礎知識とします。
 11:30  操船体験 「僕も私も船長だ!」 (※直前のセミナー受講者のみ) 
     主に子供を対象とした、セミナーと連携した操船体験です。参加者は船長のブレザーと帽子を着用し、「Ship Simulator」による操船体験を、臨場感あふれる大画面で体験できます。操船体験の様子は写真撮影を行い、凸版印刷が開発した、スマホ写真を大型モニターなどで閲覧できるイベント共創エンジン「HappyShare(ハッピーシェア)(※)」を活用して会場内のディスプレイに表示します。
※イベント参加者が自身のスマートフォンで撮影した写真を、専用WEBサイトを使った簡単な操作でデジタルサイネージやスクリーンに表示できる多人数参加型サービスです。
 14:00

 セミナー② 「船を動かすチームプレー・水先人のお仕事」
 
(セミナー①と同様の内容です。)
 (※セミナー開始30分前より整理券配布)

 15:00  操船体験 「僕も私も船長だ!」 (※直前のセミナー受講者のみ)
 16:00  閉場 
※プログラムの構成・内容は当日変更になる可能性があります。予めご了承ください。


■ 神戸大学海事博物館について
 神戸大学海事科学部の前身にあたる神戸商船大学は、海事関係の資料を集めて展示し、海事思想の普及に努めてきました。昭和33年、戦災をまぬがれた模型、各方面から寄贈された資料などを集め、海事参考館が発足。この時より、社会的変化のため散逸しつつあった資料の蒐集を開始しました。
 現在の海事博物館は、神戸商船大学50周年記念事業として新しい展示室が昭和42年に完成したのを機会に「海事資料館」と名称を変更し、さらに平成15年10月、神戸大学との統合を契機に、平成16年10月に「海事博物館」となり、今日に至っています。


■ 企画展「船舶模型から学ぶ人・海・船」について
 古来、四方を海に囲まれた島国“日本”に暮らす民は、海から数限りない恩恵を受け、また、海に畏敬の念を抱きながら海をさまざまなかたちで利用してきました。
 現代に暮らす私たちの衣食住関連の物資、エネルギー資源や産業資機材の大半が海外から輸入され、また、自動車、工業製品や精密機械の輸出など、日本の貿易物資の実に99.6%が海上輸送の主役である“船”で運ばれています。今や、日本と世界は海という広大な道で密接につながり、船は世界の暮らしと産業に欠かせない重要なインフラになっています。
 この企画展では、日本の豊かで文化的な暮らしに最も身近で不可欠な存在でありながらも現代には意外に馴染みが薄い「船」を紹介。船舶模型を通じて人と海と船のつながりをたどります。
 なお本企画展の企画設計・展示は、凸版印刷が受託しています。
     会期: 2014年7月18日(金)~10月31日(金)
     会場: 〒658-0022 兵庫県神戸市東灘区深江南町5丁目1-1
     開館日: 月・水・金の13:30~16:00(祝日を除く)

* 本ニュースリリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以上

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