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2014年07月11日

東京国立博物館、凸版印刷、慶應義塾大学、
東京国立博物館でVR作品『伊能忠敬の日本図』との連動イベントを共同で開催
~作品を体感する新たな鑑賞体験を提供~
東京国立博物館
凸版印刷株式会社
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科

 独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館(所在地:東京都台東区、館長:銭谷眞美、以下 東京国立博物館)と凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(所在地:神奈川県横浜市、研究科委員長:稲蔭正彦、以下 慶應義塾大学)は、東京国立博物館・東洋館内「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター(以下 ミュージアムシアター)」にて公開中のVR(バーチャルリアリティ)(※1)作品『伊能忠敬の日本図』と連動した、小学生・中学生向けミュージアムシアター自由研究応援イベント「見て、知って、歩いて、伊能図を体感しよう!」を2014年7月16日から8月31日まで共同で開催します。VR作品『伊能忠敬の日本図』の鑑賞のほか、インタラクティブ映像展示や歩測体験など、作品への理解を深めるための複合的な体験によって、新たな博物館の楽しみ方を提供します。


■イベントの概要
 本イベントは、東京国立博物館で開催中の特集展示「伊能忠敬の日本図」(平成館企画展示室、8月17日(日)まで)に合わせて開催されるものです。VR作品『伊能忠敬の日本図』の上演だけでなく、凸版印刷と慶應義塾大学が共同で研究中の体験型ユーザインタフェース(※2)を活用したインタラクティブ映像展示「不思議なライトで伊能図を見てみよう!」をミュージアムシアター前に設置。スクリーンに投影された同館所蔵の重要文化財「日本沿海輿地図(中図)」に、懐中電灯型のコントローラをかざすと、その部分が拡大されたり現在の地図が表示されたりするなど、作品への興味を高める鑑賞体験が可能です。また、東京国立博物館の中庭では、伊能忠敬歩測ワークショップ「めざせ伊能忠敬!トーハクをはかろう!」を実施。実際に歩いて歩測をし、伊能忠敬が行った測量方法を体験できます。インタラクティブ映像展示とVR作品の鑑賞、歩測体験を行うことによって、作品を体感的に理解できます。実物の作品鑑賞とデジタルを活用した体験の相乗効果によって、博物館ならではの「実感に基づく」鑑賞体験を実現します。

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(左)インタラクティブ映像展示、(右)懐中電灯型のコントローラで伊能図と現代地図を見比べる

■ イベントの詳細
ミュージアムシアター自由研究応援イベント「見て、知って、歩いて、伊能図を体感しよう!」
・インタラクティブ映像展示「不思議なライトで伊能図を見てみよう!」
会期:2014年7月16日(水)~8月31日(日)の水・木・金・土・日曜、祝・休日
場所:東洋館地下1階 TNM & TOPPAN ミュージアムシアター前ホワイエ
内容:懐中電灯型のコントローラを使った体験展示です。スクリーンに投影される重要文化財「日本沿海輿地図(中図)」の見たい部分を拡大表示したり、現代の地図と比較して伊能図の精度の高さや地形の変化を体感したり、それぞれの視点で作品を鑑賞できます。複数の鑑賞者が同時に体験できます。

・伊能忠敬歩測ワークショップ「めざせ伊能忠敬!トーハクをはかろう!」 ※雨天中止
会期:2014年8月1日(金)、2日(土)、3日(日)、15日(金)、16日(土)、17日(日)
場所:東洋館前 中庭
参加方法:東洋館地下1階TNM & TOPPANミュージアムシアターにてご案内
       (VR作品『伊能忠敬の日本図』鑑賞者対象)
内容:伊能忠敬が測量のときに用いた目印(梵天)を東京国立博物館の中庭に設置し、梵天と梵天の間を歩いてその距離を測る「歩測」を行い、伊能忠敬が行った測量方法を体験できます。その歩測結果をもとに自分の日本地図を簡易的に作成。実際の日本地図と比較することができ、体験記念として作成した地図をお持ち帰りいただけます。

■ VR作品『伊能忠敬の日本図』について
 東京国立博物館所蔵の「日本沿海輿地図(中図)」を中心に、56歳で地図製作を志した後17年間かけて日本各地を測量し、それまでより格段に精度の高い日本地図を作った伊能忠敬の偉業を解説します。また、伊能忠敬は日本地図をどのように作ったのかを、バーチャル空間の中で実際に確かめながら学びます。
   上演期間 : 2014年6月4日(水)~9月28日(日)
   上演時間 : 水・木・金・土・日曜、祝・休日 12:00、14:00、16:00(所要時間:約40分)
   料金 : 高校生以上  500円 中学生・小学生  300円
      *未就学児、障がい者及び介護者1名  無料
      *7月16日(水)~8月31日(日)のみ、中学生・小学生は無料
      *博物館入館には、総合文化展当日券(一般620円/大学生410円)が必要です。
      *総合文化展当日券とセット購入で一般1000円/大学生800円
      *鑑賞には当日の予約が必要です。

■ 凸版印刷株式会社と慶應義塾大学との共同研究について
 凸版印刷と慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科は、2012年9月より、身体性を伴う多人数参加型の映像鑑賞ユーザインタフェース(以下、UI)に関する共同研究を進めています。本研究では、単一の映像コンテンツを多数の観客で視聴する環境において、観客と映像コンテンツの対話性および観客同士の対話性の向上を目的としたUIデザインに取り組んでいます。
 本研究において提案するUIを通じて、観客個々の多様な興味に基づいた鑑賞と、観客の興味が相互に影響し合う集団ならではの鑑賞が共存できます。これらにより、観客は、従来の一方的な映像コンテンツ鑑賞から、参加性の高い映像コンテンツ鑑賞を体験できます。例えば、観客があたかも対象作品の見学ツアーに参加しているかのような映像鑑賞体験が可能になります。今後は、本イベントでの成果を踏まえて、博物館のみならず人々が知識を求め集まるさまざまな場に向けた映像展示システムへの応用を目指します。

■ 「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」について
 「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」は、VRによる文化財の新しい鑑賞方法を体験できる施設です。「バーチャルリアリティで時空を超える」をコンセプトに、東京国立博物館の収蔵品を中心とする文化財デジタルアーカイブをVR技術で可視化。専属のナビゲーターのライブ上演で、あたかもコンピュータが生成する三次元空間の中にいるかのような感覚で文化財を鑑賞できます。文化財の往事の姿の再現や肉眼では鑑賞することが難しい細かなディテールの拡大など、デジタルならではの文化財との新たな出会いと楽しみ方を提供する空間です。
   ・超高精細4K(※3)プロジェクタによるVR映像投映
   ・スクリーンサイズ : 300インチ(横幅6.6m、高さ3.7m)
   ・座席数 : 98席
   ・シアターウェブサイト : http://www.toppan-vr.jp/mt/

※1 バーチャルリアリティ(VR)
コンピュータで生成された三次元コンピュータ・グラフィックスの映像の中を自由に移動しながらその三次元空間にいるかのような感覚を体験することができる技術です。
※2 体験型ユーザインタフェース(UI)
「実体性」「身体性」「リアルタイム性」を高め、操作者のストーリーテリングを支援するUIデバイスとソフトウェア機能からなり、単に操作しやすいUIではなく、操作行為が利用者の体験的理解につながるUIです。
※3 4K
米大手映画会社7社を中心とするデジタルシネマ標準化団体「DCI」(Digital Cinema Initiatives, LLC)が提唱するフォーマットで、フルハイビジョンの4倍以上の885万画素(4096×2160ピクセル、4K×2K)の解像度です。
以上

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