2013/12/11

経済産業省の「カーボンフットプリントを活用したカーボン・オフセット製品等
試行事業」に参加、カレンダー製品でカーボン・オフセット認証を取得
~原材料調達から廃棄まで、ライフサイクル全体のCO2の100%をカーボン・オフセット~

凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、 経済産業省の「平成25年度カーボンフットプリント(CFP)を活用したカーボン・オフセット製品等試行事業」に参加。自社の「トッパンエコラブルカレンダー」で、CFPを算定するとともに、カーボン・オフセットを実施し、同試行事業にてカーボン・オフセット認証を取得しました。カレンダー製品での同認証取得は、日本初となります。

トッパン エコラブルカレンダーは、環境に優しいカレンダーとして、2013年12月12日(木)~14日(土)に開催される展示会「エコプロダクツ2013」(会場:東京国際展示場)のトッパングループブースで配布されます。

■背景

 カーボン・オフセットとは、経済活動で排出されるCO2量を把握し、他の場所で実現したCO2削減・吸収量をクレジットとして購入しこれを償却することで、排出してしまったCO2量を埋め合わせることです。一方、CFPとは、製品のライフサイクル全体で排出されたCO2排出量を「見える化」する仕組みです。

 2012年度より新たに始まった経済産業省の「CFPを活用したカーボン・オフセット製品等試行事業」は、CFPを算定した事業者が同量のクレジットでカーボン・オフセットし、これを国が認証する制度です。この制度を利用することで、事業者は製品のライフサイクル全体のCO2を、100%カーボン・オフセットしたことを示すことができます。凸版印刷は、2013年度この試行事業に参加し、カレンダー製品でカーボン・オフセット認証を取得しました。

 

■今後の展開

 凸版印刷ではこの制度を利用し、CFPを算定した主要な社内印刷物について、カーボン・オフセットを実施していきます。さらに今後は、お客さまから受託した印刷物に対して、CFP算定やカーボン・オフセット認証の取得支援など関連サービスの提供を検討していきます。

 

■トッパン エコラブルカレンダー 概要

 用紙として雑誌古紙を利用し、環境に配慮したカレンダーです。多面付け印刷により印刷工程のエネルギーを削減し、製造工程全体の約20%のCO2を削減しました。

 サイズ:A2 (420mm×594mm)

 用紙:雑誌古紙50%以上配合した「Mag」菊判76.5kg

 重量:32.1g/部

 部数:9,500部作成

 CFP算定結果:1部あたり120g-CO2

 表示方法の種別:ライフサイクル全体のCO2排出量

画像
左)オフセット認証マーク、右)トッパン エコラブルカレンダー

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