2013/12/06

「シネマde文化財」新シリーズ
『シネマ・トラベル -映画館でみる世界遺産の旅-』を開発、
2014年3月8日より公開開始
現地でも体験できない<バーチャルツアー>を映画館で体験!
TOHOシネマズ株式会社
凸版印刷株式会社
 TOHOシネマズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:瀬田 一彦、以下 TOHOシネマズ)と凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、映画館で世界遺産を体験するバーチャルツアー『シネマ・トラベル -映画館でみる世界遺産の旅-』シリーズを共同で開発します。これは、2012年に公開した映画館で文化財を学べる「シネマde文化財」の新シリーズで、第1弾の作品として『マチュピチュ・ナスカ・アンコール遺跡編』を製作、2014 年3月8日より公開します。
 本作品は、TOHO シネマズ六本木ヒルズほかTOHOシネマズが運営する東京近郊映画館にて、期間限定上映するものです。
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座って5分で世界遺産「シネマ・トラベル -映画館でみる世界遺産の旅-」
『シネマ・トラベル』は、バーチャルリアリティで再現された世界の遺跡や歴史的建造物への旅<バーチャルツアー>を映画館で鑑賞します。現地でも見ることができない上空からのダイナミックな視点や、遺跡保護のために立入りが禁止されているエリアなど、現地でも見学することが難しい場所へも特別に案内します。
今回、第1弾作品となる本作では、マチュピチュ・ナスカ・アンコール遺跡の人気の3つの世界遺産を巡ります。劇場のシートに身をゆだね、圧倒的スケールの世界遺産旅行をお楽しみください。
 


■「シネマ・トラベル -映画館でみる世界遺産の旅- マチュピチュ・ナスカ・アンコール遺跡編」の見どころ
①マチュピチュ ~コンドルの視点でめぐる遺跡~
標高2400mの頂きに広がる天空都市を上空から「コンドルの視点」で駆け抜けます。遺跡真上からの俯瞰や空中を飛び谷底に落ちるような浮遊感など実際には体験できない視点から、謎と神秘にあふれる「太陽の聖地」を鑑賞します。
②ナスカ ~地上絵に降り立つ~
上空から見える地上絵はどのように描かれているのか。セスナ機から見下ろすように地上絵を俯瞰するとともに、遺跡保護のため立入が禁止されている地上絵に降り立ち、その描かれ方を間近で確かめます。
③アンコール遺跡 ~異なる表情の尊顔~
バイヨン寺院には、慈愛に満ちた表情の173面の「尊顔」や複雑に入り組んだ回廊が現在も残り、いまだ多くの謎を秘めています。二つと同じ顔がないといわれる尊顔を鑑賞します。
また、本作品のテーマソングには、石井竜也さん作曲の「鳥の視線」をご提供いただきました。3つの目的地を回り、帰途に就くお客様の郷愁を誘う印象的な楽曲を本編のエンディングに使用することで、旅の余韻をより一層高めています。

 石井 竜也 / TATUYA ISHII
ミュージシャン、アーティスト。画家を志し上京後、米米CLUBとしてデビュー。楽曲、ステージ、衣裳を石井が総合的にプロデュース。その後も映画監督や空間・イベントプロデュース、アートオブジェ制作などその活動はとどまる事を知らない。また'02年にスタートしたチャリーティーイベント「GROUND ANGEL」は国内各地で毎年末に開催を続け、のべ100万人以上を動員。同活動は'11年の3・11より、東日本大震災被災者への支援を主軸とし活動を続けている。震災から3年目の2014年3月11日にはオーチャードホールでのコンサートを予定している。
オフィシャルホームページ:www.T-STONE.com 

 【作品情報】
・作品名; 『シネマ・トラベル -映画館でみる世界遺産の旅-
        マチュピチュ・ナスカ・アンコール遺跡編』
・略式表記;    『シネマ・トラベル -映画館でみる世界遺産の旅-』
・権利元;    製作:凸版印刷株式会社
        協力:TOHOシネマズ株式会社
        協賛:株式会社インコム
・音響フォーマット;    5.1ch / 2ch
・本編尺;    45分(予定)
・テーマソング;    石井竜也 「鳥の視線」 
・公開日;    2014年3月8日~期間限定公開
・上映劇場;    TOHOシネマズ 六本木ヒルズ 他
            東京・千葉・神奈川エリア限定上映       
・料金;一般:1,200円 学生:1,000円
・チケット;TOHOシネマズWebサイト及び上映劇場の窓口にて、上映日の2日前から販売


■「シネマde文化財」シリーズについて
  TOHOシネマズと凸版印刷は共同で、バーチャルリアリティ映像で文化財を学べるコンテンツの開発を行っています。その実証実験として2012年に『シネマde文化財 ~みる・しる・わかる歴史体感教室~』を公開しました。実証実験では観覧者の多くに好評いただき、今回、「シネマde文化財」の新シリーズとして、『シネマ・トラベル -映画館でみる世界遺産の旅-』シリーズを新たに開発。その第1弾として、『マチュピチュ・ナスカ・アンコール遺跡編』を制作、公開します。凸版印刷が保有する高精細デジタルアーカイブを活用した文化財VR作品の映像と、デジタルシネマ上映用に設計された高精細映像を投影できるTOHOシネマズの上映環境を組み合わせることで、あたかもその場に行ったかのような臨場感ある映像体験を可能にします。

■ TOHOシネマズ オルタナティブコンテンツ事業への取り組み
 TOHOシネマズは、世の中に存在するあらゆるジャンルのデジタル素材(=オルタナティブコンテンツ)上映の可能性に早くから注目し、光回線や人工衛星による映像配信(ライブビューイング)に積極的に取り組んでいます。 2009年以降、全国の直営劇場においてデジタル映写機の配備が進んでからは、ライブビューイングだけでなく、記録メディアに録画された素材を活用したイベント上映の企画・立案にも注力し、年間100案件を越える上映会を実施しております。
多くの経験から蓄積したノウハウを用いて、現在活用されていないデジタル素材を用いた、新たなビジネスチャンスを提供しています。

■ 凸版印刷のVRへの取り組み
 凸版印刷は、1997年から文化財の展示映像手法としてVR技術の開発に取り組み、「ナスカ」や「国宝阿修羅像」など、国内外の貴重な文化財をテーマとしたVR作品を積極的に製作しています。また、大型スクリーンを用いたVRシアターの展開を進め、海外では、中国の故宮博物院やホンジュラス共和国博物館にシアターを納入しています。国内では2007年に、東京国立博物館と共同で、東京国立博物館資料館内に「TNM&TOPPANミュージアムシアター」を開設しました。
URL: http://www.toppan-vr.jp/bunka/

※ VR(バーチャルリアリティ)とは
 バーチャルリアリティでは、コンピュータで生成された3次元コンピュータ・グラフィックスの映像の中を自由に移動しながら、あたかもその3次元空間にいるかのような感覚を体験することができます。要素となるのは、空間を構成する高精細3次元データ(形状、質感、光など)と、そのデータを操作に応じてリアルタイムに描画生成する技術です。高精細映像を大型スクリーンに生成し、鑑賞者は仮想空間の中で没入感と臨場感を体感することができます。

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以上

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