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2012年06月19日

凸版印刷、国内初、18リットル缶とバッグ・イン・ボックスに対応した
ハイブリッド型高速ロータリー充填機「RF充填機」を開発
〜バッグ・イン・ボックスへの充填を従来の3倍の速さで実現〜

 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、18リットル缶とバッグ・イン・ボックスに対応したハイブリッド型高速ロータリー充填機「RF充填機」を開発、2012年6月下旬から販売を開始します。
 ※バッグ・イン・ボックス…二重構造のプラスチックフィルム内袋と外装段ボールからなる液体複合容器

 本製品は、業務用大容量製品において主流な容器である18リットル缶と、バッグ・イン・ボックスへの充填を1台で可能にした、国内で初めてのハイブリッド型充填機です。具体的には、18リットル缶と同一の機械でバッグ・イン・ボックスの充填を可能にするため、内袋を仮容器にセットした状態で充填できる仕組みを開発しました。これにより、充填速度が従来の3倍に向上しました。

 本製品の導入にあたっては、新規でのフル導入はもちろん、既存の18リットル缶充填機に設備ユニットを追加する形でのカスタム導入も可能です。そのため、現在は生産性の面から18リットル缶を使用しているものの、環境配慮や容器コストの優位性からバッグ・イン・ボックスへの代替を検討している企業に対して、導入負荷を軽減しました。

バッグ・イン・ボックスの構成
Copyright 2012 TOPPAN PRINTING CO., LTD.

■ 開発の背景
 業務用の大容量製品の充填容器としては、物質的強度やバリア性、遮光性の観点から18リットル缶が主流となっており、その市場規模は2011年で約620億円です。しかし、鋼材価格の上昇による容器価格の上昇、充填前の容器保管コストがかかるといった問題への対応とともに、社会全体における環境配慮の観点から、廃棄物の総量削減や輸送効率の向上が求められていました。

 これらの課題を解決する手段として、バッグ・イン・ボックスに注目が集まっています。バッグ・イン・ボックスは外装段ボールと内袋が簡単に分離できるため、充填前の容積を18リットル缶の約40%に削減できます。そのため、輸送効率が向上し、倉庫スペースも削減できます。また、環境配慮にとどまらず、注ぎ性の向上やアセプティック(滅菌)充填への対応による内容物の品質向上も期待できます。しかし、バッグ・イン・ボックスは18リットル缶と比較すると充填速度が遅く、また専用の充填機が必要でした。
 今回、凸版印刷は18リットル缶とバッグ・イン・ボックスの両方に対応したハイブリッド型高速ロータリー充填機の開発に成功。充填速度を大きく改善し、18リットル缶と同等の生産性を実現しました。

■ 本製品の特長
18リットル缶とバッグ・イン・ボックスへの充填が1台で可能
従来、それぞれ専用機で行っていた18リットル缶とバッグ・イン・ボックスへの充填を、1台の充填機で実現。バッグ・イン・ボックスの導入を容易にしました。
バッグ・イン・ボックスへの充填速度が従来の約3倍に高速化
従来のバッグ・イン・ボックス専用充填機は直列仕様でしたが、本製品では、バッグ・イン・ボックスの内袋を仮容器にセットする仕組みを開発しロータリー仕様にすることで、充填速度の高速化に成功しました。従来のバッグ・イン・ボックス専用充填機の生産能力は1分あたり最高10袋でしたが、18リットル缶充填機の仕組みを応用することにより、1分あたり20~35袋の生産が可能になりました(1台当たり)。
既存の18リットル缶専用充填機への追加導入も可能
既存の18リットル缶専用充填機への設備ユニットを追加することで、バッグ・イン・ボックスとの兼用化が可能です。それぞれの専用機を設置する場合と比較して設置スペースを40%削減。限られたスペースでの効率的な生産が可能になりました。

■ 今後の目標
 凸版印刷では、コンビニエンスストアなどの店内調理の増加などにより好調な食用油などの業務用調味料業界を中心に、大容量を扱う食品業界やトイレタリー業界、工業製品業界などに向けて本製品を展開。2015年度に本製品とその関連受注を含め15億円の売上を目指します。

* 本プレスリリースに記載している会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以上

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