TOPPAN
凸版印刷株式会社

お問い合わせ

文字の大きさ

  • 大
  • 中
  • 小
  • 製品・サービス
  • IR情報
  • CSR活動
  • ニュースリリース
  • 企業情報
  • 研究開発
  • 採用情報

ニュースリリース検索

2012年03月08日

凸版印刷、TBSと共同でマチュピチュ遺跡全域をバーチャルリアリティ映像化、
国立科学博物館『インカ帝国展 マチュピチュ「発見」100年』で3月10日より初公開
〜遺跡全域を三次元計測し、空中都市マチュピチュを精緻に再現〜

 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下凸版印刷)は、株式会社TBSテレビ(以下TBS)と共同で、2012年3月10日から6月24日まで、国立科学博物館で開催される『インカ帝国展 マチュピチュ「発見」100年』(主催:国立科学博物館、TBS、朝日新聞社)にて公開するVR映像作品を制作、このたび完成しました。

 ペルーの標高2400メートルの断崖に拡がる空中都市マチュピチュ遺跡の全域を、バーチャルリアリティ(以下、VR)映像で精緻に再現した本作品は、世界で初めて遺跡全域の三次元計測を行い、その計測データを活用してVR映像化。上空からの俯瞰や空中を自在に飛び廻るといった実際には体験することができない視点から、臨場感溢れる映像でマチュピチュ遺跡を散策します。また、現地での復元状況を参考に約500年前のマチュピチュを再現、インカ帝国が繁栄した往時の姿を蘇らせました。
 本VR映像作品は、同展会場内にて6台のプロジェクタを用いた530インチ(幅13m、高さ3.4m)の特大スクリーンに3D(立体視)映像として上映、立体視化することで文化財の正確な認識を妨げないよう独自の指針に基づき、臨場感のある演出を行っています。

(上)三次元計測を活用してデジタル化されたマチュピチュ遺跡
(下)500年前の再現イメージ
製作・著作TBS/凸版印刷株式会社   計測協力 大手前大学史学研究所
Copyright 2012 TOPPAN PRINTING CO., LTD.

【本VR映像作品の見どころ】
1.通常では体験できない視点からのマチュピチュ散策
 マチュピチュ遺跡の200戸に及ぶ石造建物群と、遺跡を囲む険しい山々をCGで制作し、建造物と雄大な自然が見事に融合したマチュピチュの魅力を、VRならではの臨場感で体験できます。
 上空からの俯瞰や空中を飛び谷底に落ちるような浮遊感、断崖絶壁を駆け上がる迫力ある動きなど、実際には体験できないスリリングな視点での鑑賞を提供するほか、500年前のマチュピチュの再現も行います。
2.三次元計測データを活用して再現された遺跡の偉容
 遺跡面積約13平方キロメートル、段々畑や階段が連なる複雑な地形のマチュピチュ遺跡を三次元計測し、VR映像の制作に活用しています。太陽の神殿やコンドルの神殿、インティワタナといった遺跡の見どころについては、より詳細な計測データを取得し、精確性の高い、高品質なVR作品を制作しました。

【マチュピチュ遺跡の三次元計測について】
 凸版印刷とTBSは大手前大学史学研究所の協力により、世界で初めて広範囲に及ぶマチュピチュ遺跡の三次元計測を実施しました。赤外レーザー波が対象物に当たって跳ね返るまでの時間から距離を算出する計測器を用いて、約90地点からの計測を実施。マチュピチュ遺跡全体の立体形状の取得に成功しました。この計測によって得られた立体形状に、現地で撮影した約20,000枚もの写真を加工して質感を加え、演出を施し、圧倒的没入感のあるVR映像として公開します。

【国立科学博物館『インカ帝国展 マチュピチュ「発見」100年』について】
 インカ帝国とはどのような文明だったのか。その全貌を紹介する大規模な展覧会は、日本では開催されたことがありませんでした。なぜ鉄器も車輪も持つことはなかった人々が、多数の巨大建築物を擁する大文明を短期間に築くことができたのか。なぜそれほどの高度な文明が、一握りのスペイン人の侵略の前にあっけなく敗北したのか。「太陽の王」とはどのような存在だったのか。考古学・人類学・歴史学などの分野の最新研究をもとに、インカ文明の全貌にせまります。総点数約160点のインカの考古遺物は、その多くが日本初公開です。  シアターでは、3D撮影された実写映像とVRを組み合わせる日本初の試みによる立体視映像が公開されます。

会期:2012年3月10日(土)~6月24日(日)
会場:国立科学博物館(東京・上野公園)
主催:国立科学博物館、TBS、朝日新聞社

【凸版印刷のVRへの取り組み】
 凸版印刷は、1997年から文化財の展示映像手法としてVR技術「トッパンVR」の開発に取り組み、「ナスカ」「コパン」や「国宝 阿修羅像」「洛中洛外図屏風 舟木本」など、国内外の貴重な文化財をテーマとしたVR作品を積極的に製作しています。
 また、大型スクリーンを用いたVRシアターの展開を進め、海外では、中国の故宮博物院やホンジュラス共和国博物館にシアターを納入しています。国内では 2007年に、東京国立博物館と共同で、東京国立博物館資料館内に「TNM&TOPPANミュージアムシアター」を開設しました。
URL: http://www.toppan-vr.jp/bunka/

※ VR(バーチャルリアリティ)とは
 バーチャルリアリティは、現存しない建造物や文物の内部構造など、通常では見ることができない空間の再現や、セキュリティや作品保護の観点から直接公開することができないものを公開することが可能な技術です。ビデオ映像のようにストーリーを自動再生できるほか、ゲームコントローラーを用いて任意に空間を動き回ることができる対話性が大きな特徴の一つです。

以上

ページの先頭へ戻る