株主の皆さまには、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
このたびの東日本大震災により亡くなられた方々に謹んで哀悼の意を表します。また、被災された株主さまならびに被災地の皆さまにお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い復興を心よりお祈りいたします。当社におきましても、宮城県仙台市、石巻市、茨城県水戸市に位置する3つの工場の建屋や設備が地震により損傷を受けました。被災した各工場では、安全の確認ができるまで一時的に生産を停止しておりましたが、現在ではほぼ復旧し、生産を再開しております。株主の皆さまからも励ましのお声をいただき、大変ご心配をお掛けいたしました。震災による被害は、さまざまな局面に影響を及ぼし、当社を取り巻く環境も厳しい状況が続くことが予想されますが、トッパンはグループ全社員が一丸となってこの難 局を乗り越えてまいります。
さて、このたび当社第165期(平成22年4月1日から平成23年3月31日まで)の決算が終了いたしました。当期における主な取り組みとしては、既存事業においては、営業体制の再構築と構造改革によるコスト削減を推進しました。また新たな収益モデルの確立を目指し、クリーンエネルギー分野やコンテンツ流通分野などの成長分野に経営資源を投入し、将来の成長に向けた取り組みを加速しました。
その結果、当期の連結売上高は1兆5,564億円となりました。利益面につきましては、連結営業利益は450億円、連結経常利益は445億円、連結当期純利益は、震災による災害損失として特別損失40億円を計上したことなどの影響により121億円となりました。このような状況のもと、当期の期末配当につきましては、設備復旧を最優先に、財務体質の悪化を最小限にとどめるため、誠に遺憾ではありますが、当初予定の11円から7円へ修正させていただきました。
今後とも株主の皆さまのご期待に添えるよう、企業価値の最大化に向けて努力してまいります。
株主の皆さまにおかれましては、ご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
平成23年6月
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