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事業セグメント別の概況

平成24年5月8日現在

情報・ネットワーク系事業

当期(平成24年3月期)の情報・ネットワーク系事業の売上高は前期に比べ1.8%減の8,907億円、営業利益は2.2%減の413億円となりました。

証券・カード関連では、交通系や流通系のICカードは堅調に推移しましたが、通帳や商品券などの一般証券物、偽造防止などのセキュリティデバイスが減少し、全体として前年を下回りました。

商業印刷関連では、広告・販促市場は震災の影響からは脱しつつありますが、企業の広告活動が停滞していたこともあり、チラシやパンフレット、カタログなどが減少しました。一方、電子チラシサイト「Shufoo!(シュフー)」は「電子オリコミサービス」という新しいビジネスモデルを開始し、登録法人数、登録店舗数、登録会員数ともに順調に拡大しております。

出版印刷関連では、出版市場が依然として縮小傾向で推移し、雑誌・書籍ともに前年を下回りました。一方で電子書籍市場においては、各種端末向けコンテンツの制作、取次、配信サービスなどを展開し、順調に事業を拡大しております。

ビジネスフォーム関連では、ビジネスフォームは、電子化や経費削減の徹底に伴う帳票類の需要量の減少や、競争激化などにより、前年を下回りました。一方、データ・プリント・サービスは、通知物の電子化や簡素化、競争激化などの影響はあったものの、ビジネスプロセスアウトソーシング受託の増加、販売促進用ダイレクトメール需要の回復などにより、前年を上回りました。

生活環境系事業

当期の生活環境系事業の売上高は前期に比べ1.9%増の3,981億円、営業利益は6.6%減の186億円となりました。

パッケージ関連では、生活者の環境意識の高まりを背景に、環境配慮型製品である「カートカン」「エコフラットカップ」などの拡販に努めましたが、震災による当社およびグループ会社の工場の稼動停止などの影響により、紙器および段ボールは前年を下回りました。一方、高いバリア性を持つ新製品を追加した透明ハイバリアフィルム「GLフィルム」が増加したことなどにより、軟包装材は堅調に推移しました。

高機能部材関連では、情報記録材は、海外向け転写リボンを取り込み好調に推移しましたが、太陽電池バックシートは、欧州を中心とした急激な市場の冷え込みに伴い低調でした。

建装材関連では、国内住宅市場がやや回復傾向で推移するなか、独自ブランド「101エコシート」などの環境配慮型製品の積極的な販売展開を行うとともに、欧米向けの受注も取り込み順調に推移しました。

エレクトロニクス系事業

当期のエレクトロニクス系事業の売上高は前期に比べ12.6%減の2,511億円、取引先の経営破綻の影響もあり、29億円の営業損失(前期は営業利益80億円)となりました。

半導体関連では、フォトマスクは、市場環境は厳しいものの、先端品需要の取り込みとシェアアップに努め、前年を上回りました。

ディスプレイ関連では、カラーフィルタは、中小型サイズはスマートフォン向けなどを中心に堅調に推移したものの、大型サイズは液晶テレビ向け市場の低迷の影響を受け、前年を下回りました。反射防止フィルムは新規需要を取り込み、前年を上回りました。

プリント配線板は、厳しい市場環境のなか、民生用電子機器市場をはじめとした需要を取り込み、堅調に推移しました。

事業セグメント別の業績概況

単位:百万円

  前期
(平成23年3月期)
当期
(平成24年3月期)
対前年増減率
(%)
情報・ネットワーク系事業 売上高 907,079 890,778 △1.8
営業利益 42,231 41,317 △2.2
生活環境系事業 売上高 390,527 398,111 1.9
営業利益 20,005 18,675 △6.6
エレクトロ二クス系事業 売上高 287,458 251,198 △12.6
営業利益 8,095 △2,933 -
調整額 売上高 △28,608 △29,674 -
営業利益 △25,323 △25,504 -