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絶滅危惧書物を救え。

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2012年2月28日 新聞掲載

古い記録には今日への手がかりが生きている。しかし、古文書などの貴重資料は劣化や破損の危機にあります。近代書籍も、19世紀半ばから戦前までのものは紙の寿命が短く、例外ではありません。その上、いつ災害で消失しないとも限らない…。今、知の継承のため書物の電子化が急がれます。トッパンは被災地での文化財レスキューへの協力に加え、昨年11月、図書館等の資料の電子化サービス「SAI-CHI」を開始。「書物が消えることは歴史も消えること。」担当者は語りました。

[デジタルアーカイブ事業]

現物の色や形、内部構造にいたるまでを正確に再現する、デジタル化技術。関心のあるキーワードから検索できるようにする、データベースソリューション。デジタルアーカイブ事業を支えるこれらの情報加工技術は、トッパンが長年デジタル化に取り組む中で進化させたもの。人類の英知を後世につなぐ印刷テクノロジーは、眠っていた記録を今、誰もがアクセスして共有できる生きた情報へとよみがえらせています。

人類の知的資産を、企業の知的資源を、デジタル化で未来につなぐ、印刷テクノロジーのかたち。

『和蘭天説(おらんだてんせつ)』(1796年)は、コペルニクスの地動説を日本に紹介した最初期の書物で、江戸時代後期の才人・司馬江漢(しば こうかん)(1747-1818)の代表作です。画家にして蘭学者である江漢は、幼いころから狩野派に学び、浮世絵師・鈴木春重の名で活躍。その後、平賀源内や大槻玄沢らとの交際を通じて洋風画や西洋の近代科学への造詣を深め、1783年、日本で初めて銅版画を創りだします。 天球図をはじめとする10枚のエッチング銅版画(図1)を所収する『和蘭天説』(図2)は、当時の最先端の知と芸術が記録された、貴重な資料です。 トッパン小石川ビルにある印刷博物館(図3)には、書誌学的にも稀少な本書の初版三刷が収蔵されています。

人類の知的資産や企業の知的資源を保管するだけでなく、情報加工技術を駆使して正確に記録し、自在に利活用できるようデータベース化する、トッパンのデジタルアーカイブ事業。その起源は1960年代、紙への印刷を合理化するための、文字のデジタル化への取り組みにまで遡ります。1970年には、印刷業界で初めてCTS(コンピュータライズド・タイプセッティング・システム)を実用化。ここから、印刷のデジタル化のめざましい進化・発展が始まります。

以降、文物の正確な形をデジタル化する計測技術、現物とデジタル化した画像、印刷物の色までを合わせるカラーマネジメント技術、高精細画像データの処理技術など、さまざまな情報加工技術を蓄積してきました。 現在トッパンが提供している「Shufoo!」、「Mapion」などのインターネットサービス、3D・CG映像のコンテンツ制作やARなどのビジュアルソリューション、「Bitway」、「BookLive!」などの電子書籍の制作・配信、いずれもこうした高い情報加工技術の上に成り立っています。

トッパンは、培ってきたこれら情報加工技術を活かして、デジタルアーカイブ事業の受託業務を展開しています。図書館・自治体・企業等が持つ貴重資料・書籍の電子化から検索・閲覧、公開までをトータルで支援する「SAI-CHI」はその一例です。

文化財のみならず、企業がその歴史の中で育み培ってきた知的資源や情報の、デジタル化、アーカイブ化、コンテンツ化、およびその全体のプランニングをワンストップで提供するトッパンのデジタルアーカイブ事業(図4)。新たな企業価値の創出実現に貢献するこのソリューションに、多くのお客さまからご注目をいただいています。

かけがえのない知と情報を、次代に、後世につなぐ、トッパンのデジタルアーカイブ事業。印刷テクノロジーの、ひとつのかたちです。

図1 太陽真形
▲図1 <太陽真形>:銅版手彩色
コロナやフレアまで描き込まれた太陽の銅版画。
図2 和蘭天説
▲図2 和蘭天説:太陽の運行と惑星の公転を示す図が掲載されている。
図3 印刷博物館
▲図3 印刷博物館
1.プランニング ・現状調査 ・ヒアリング
・活用イメージ検討
・資料整理ルール取り決め
(保管可否判断基準等)
・保管、検索用インデックスの設計 など
2.デジタル化 ・スキャナーによる複写
・高精細デジタルカメラによる撮影
・3次元計測、特殊撮影
・デジタル色彩計測
・トッパンCMS によるカラーマネジメント
(※CMS:カラーマネジメントシステム) など
3.アーカイブ化 ・社内閲覧イントラ構築
・検索システム開発
・オリジナルデータビューア開発
・登録業務運用代行
・データベースシステム導入支援 など
4.コンテンツ化 ・VR/AR コンテンツ制作
・年史制作 ・電子出版
・史料館、ミュージアム企画
・CC/CSR トータルソリューション
・文書情報管理支援サービス
・著作権確認代行サービス など

▲図4 デジタルアーカイブ化をサポートするソリューション例

最先端の情報加工技術を活かしたデジタルアーカイブ事業では、
これらのサービスを提供しています。
Toppan Document Solution
SAI-CHI(さいち)

「SAI-CHI」は、図書館・自治体・企業等が持つ貴重資料・書籍の電子化から検索・閲覧、公開までをトータルで支援するソリューションです。トータルで提供することにより、低コストでの導入を可能とした「SAI-CHI」は、眠っていた貴重資料・書籍に含まれる「知」を後世につなぎ、生きた情報によみがえらせることを可能とします。

SAI-CHI 5つのメリット
デジタルリメイク

劣化したアナログメディアに残された情報を解析し、制作当時の色合いを再現。トッパンが長年培ってきたカラーマネジメント技術を駆使して、動画、写真、印刷物などの企業情報資産を制作当時のコンディションに修復します。修復したデータは、新しい情報端末に対応したコンテンツや、企業ミュージアムの展示コンテンツなどさまざまなCSRコミュニケーションツールに展開が可能です。

デジタルリメイク:修復前後
文化財VR
(バーチャルリアリティ)

貴重な文化資源を後世に継承していくため、立体形状・色彩計測技術、高精細画像取得技術を基盤に、文化財に最適化したハイエンドデジタルアーカイブに取り組んでいます。トッパンは1997年より文化財のデジタルアーカイブデータを可視化する手法として、「トッパンVR」を開発。有識者による監修を経て制作される文化財VRは、その姿を精確に映像で再現するとともに、コントローラによる操作でインタラクティブに鑑賞できます。
※VR:Virtual Reality/仮想現実

トッパン小石川ビル VRシアター:VR作品「江戸城ー本丸御殿と天守ー」製作・著作:東京都江戸東京博物館/凸版印刷株式会社

※本文中の敬称は省略しています。
※本文中の商号および製品・サービス名称は、各社の商標または登録商標です。

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