TOPPAN  
第5回 トッパンチャリティーコンサート
開催趣旨 識字教育 開催概要 これまでの実績

識字教育

 識字――人間が生きていくために重要で、貧困からの脱出や、健康で文化的な生活をおくるためには必要不可欠な能力。世界で識字を身につけていない成人(15歳以上)は7億9,600万人とも言われており、そのうち2/3が女性です。また、2/3がアジア太平洋地域に集中しています。これらの女性が識字を身につけることは、本人はもちろん、子どもや家族の健康の増進、生活の向上を力強く支えます。そして、識字の大切さを知ったお母さんは自分の子どもにも識字教育を受けさせるという好循環が始まります。

アジアの女性、特に育児中のお母さんから子どもたちへ

 そこで公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)では、幼い子どもを育てるお母さんを対象として、識字学習と母子保健教育を結びつけ、家庭やコミュニティでの識字環境を向上させることを目指した識字と母子保健推進事業を行っています。その事業では、母子保健をテーマにした識字カリキュラムの制作、保健・栄養・基礎衛生の指導などを行っています。ACCUは「女性のための識字教育センター(LRC)」と共に、これまでアジア6カ国でこの事業を展開し、現地でのモニタリングを行って一層の充実を図っています。

女性のための識字教育センター(LRC)


1994年から、ACCUがアジア各国の政府やNGOとともに17カ国・18カ所で設立した識字教育の支援センター。
カリキュラムや教材の開発、人材の育成やトレーニング、情報や参考資料の収集と提供、人的ネットワークづくりなどを行っている。

LRC拠点図 カンボジア(プノンペン郊外)。識字と母子保健推進事業による識字教室。©ACCUカンボジア(プノンペン郊外)。識字と母子保健推進事業による識字教室。
©ACCU
 
カンボジア。国全体の識字率の統計だけではわからない、地方の厳しい状況がある。©ACCU
カンボジア。国全体の識字率の統計だけではわからない、地方の厳しい状況がある。©ACCU
  パキスタンの識字教育活動。女性は女性だけで集まって学ぶことがほとんど。©ACCU
パキスタンの識字教育活動。女性は女性だけで集まって学ぶことがほとんど。©ACCU

公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)について

ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の基本方針に沿って、アジア太平洋地域諸国の文化の振興と相互理解に寄与することを目的に、1971年に日本政府と民間の協力によって設立されました。ユネスコと緊密な連繋を図りながら、アジア太平洋地域のユネスコ加盟国と協力して、教育と文化の分野で活動をしています。

●教育協力事業
  持続可能な社会を築くための教材開発、識字教育支援、ユネスコスクールのネットワーク構築支援など

●人物交流事業
  アジア太平洋地域を中心に、各国の相互理解を促進する教職員交流の場の提供など

●文化遺産保護協力事業
  文化遺産の保存・活用のための人材育成など

以上の3分野において、現地・現場のニーズを反映した具体的な地域協力事業を数多く推進しています。

ACCU 公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター
ACCU 財団法人 ユネスコ・アジア文化センター