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年史・社史編纂室から

「ニッカウヰスキー80年史」元ニッカウヰスキー株式会社 常勤監査役宇佐美達也さんの体験談をうかがいました。

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編纂を終えての感想は・・・

 編纂体制は商品史、技術史、工場・関係会社史はうまく機能しました。企業史部分は他のメンバーに頼むことも考えましたが、本編は事務局主導で進めるのが資料の散逸もなく、意見交換もでき、適切かと私は思い、7人で対応しました。結果的にかなり負担がかかってしまいましたが、逆に大人数で行っても資料が散逸するなど難しい面があったと思います。大変でしたが事務局中心で行ったのが正解だったかも知れません。

 スケジュール面では、当初から年表は順調と考えたのですが、進めるうちに間違いを発見し、その確認に思いのほか時間がかかりました。余裕をみたスケジュールにすべきでした。このときの年表を改めて詳しいものにし、最終版を残しておく必要があると思っています。

 取材している中でおもしろいと思った話や歴史秘話が見つかったのですが、短い調査期間で事実関係をはっきりできず、省略するという、もったいない事態も多くありました。今後のために、書面、文章で、あるいはデータで残しておく必要があると思います。

 今回は歴代の経営トップでご存命の方々にインタビューを行いませんでした。当時どのような意思決定をしたのか、むしろ積極的にお聞きしておくべきでした。

 校正面では、文章だけの段階のチェックはとかく見落としがちです。レイアウトされて気付くことや、写真と一緒になると文章はこうだとか出てくるもので、この段階の修正が多くなりました。表記方法の統一や表現の確認など、細かなチェックに手間取り、時間がかかってしまいました。

 史資料整理、保管面では、重役会議の記録、写真、ポスター、音声データなど散逸した状態でした。特に昔の紙資料は酸化をしていましたので時間をかけて再整理し、保存を正しく行うことが必要だと思います。

 編纂過程を振り返ると予想しなかったことや発見がありました。様々な思いの中でとても貴重な時間を持つことができたように思います。発刊後、社員からよりもむしろ、OBの方からお手紙やメールをたくさんいただきました。昔の自分のニッカ時代を振り返るいい機会になったとか、竹鶴社長の思い出や、若いころの自分を思い出し、思わず涙が出ましたとか、うれしいメールをいただきました。このようなOBからの感謝の言葉をいただくと、ほんとうに頑張って作り上げたかいがあったと思いました。

 凸版印刷様には、社史編纂に大変お力添えをいただいたこと、改めて御礼申し上げます。


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