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「ニッカウヰスキー80年史」元ニッカウヰスキー株式会社 常勤監査役宇佐美達也さんの体験談をうかがいました。

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社史の仕様・構成は・・・

 社史は総頁数192頁です。あわせてDVDも制作しました。当初から総頁数を200頁くらいと決め、企業史は120頁程度とし、残りを商品史、技術史としました。2015年7月2日の創立記念日に発刊予定としました。編集上とりわけ大切にしたのは、竹鶴精神として受け継がれているパイオニア精神、それから本物にこだわる品質、自然環境への思いを伝えることです。そしてこういう会社でありたいという気持ちと価値観を共有し、これまで支えていただいた方々に感謝し、未来への行動の礎としたいという思いです。

 構成は創業以来80年間を編年体で編纂しました。これまでも創業30年、50年に記念誌をつくりましたが、歴史を通して綴ったものはありませんでした。

 記述範囲は創業前の竹鶴政孝の歴史も含め2014年12月末までの決算が出る期間を対象にした企業史と、当社を支えた主な商品を取り上げた商品史、さらに技術史として当社特有、固有の技術をまとめました。資料編として年表、各工場や関係会社の歴史や、受賞歴、商品の一覧、組織変遷を掲載しました。


編纂体制と経過について・・・

 2013年2月、80周年事業施策案を経営会議に上程。2013年7月経営会議にて編纂体制が決定。8月サポート会社として凸版印刷にお願いし概要が決定しました。同年10月、編纂推進委員会が正式にスタートしました。

 80年史編纂委員会は経営会議メンバーを中心にして構成されていました。ここでは80年史の編纂方針や、予算などを議論して決定します。実行部隊として80周年編纂推進委員があり、事務局は2名でスタート(後に4名)しました。編纂推進委員が資料収集や、原稿作成、スケジュール管理、凸版印刷さんとの窓口になりました。私は当初、編纂委員会の副委員長であり、編纂推進委員会の委員長という立場でした。その中に担当として企業史12名、商品史3名、技術史4名を配置し、スタートしました。

 2014年3月に、編纂推進委員会の委員長は企画管理部長にお任せし、私は乗りかかった船ですので、編纂の作業を継続させていただくことになりました。

 6月ごろ、商品史は、営業統括や技術者にライターの方からヒアリングをしていただきました。技術史や工場史、関係会社史はそれぞれの専門の工場、関係会社で書くようにし、事務局でまとめました。このころ前史から第7章くらいまでの原稿が次々と出来上がってきました。それらを見直し、加筆修正する作業が始まりました。

 この原稿確認作業が事実確認や、「マッサン」のテレビの関係もあり、スケジュール通りに進みませんでした。発行日を遅らせることも検討しましたが、予定通り配りたいという意向が強く、体制を立て直し、2014年11月から2015年4月まで半年くらい、総務関係のOBに1名来ていただき、頑張ることになりました。


具体的な作業内容とポイントは・・・

 2014年2月、数名のOBの方に来ていただき、ご意見をいただいたうえで、凸版印刷様とライターを交え、すり合わせをしながら仮目次の方向性を定めました。その後、どのような資料が使えるか、全体像を把握し、構成案を固めました。10月に編纂推進委員会がキックオフしましたが、主な方向性を固めてから編纂推進体制をつくったのが当社の特徴かと思います。

 2015年1月から5月まで、原稿の確認と修正作業、レイアウト確認、写真選定などの編集作業に忙殺されました。写真の選定は非常に悔しい思いがあります。例えばG&Gのオーソン・ウェルズやハイニッカの草刈正雄、スーパーニッカでは、「オンブラ・マイ・フ」のキャスリーン・バトル、など話題になったCMがあるのですが、掲載の許諾をとる時間がなく早々に掲載をあきらめました。今思うと早めに許諾関係は動いておけばよかったと悔やまれます。ようやく5月末に最終校了になり、ご無理をお願いし1ヶ月で印刷をしていただきました。お陰様で予定通り7月2日配布することができました。全社員に配り、OB、グループ会社、取引先、全国の大学と図書館、約210ヶ所に研究資料として提供しました。

 デジタル版は、社史を刊行して1〜2ヶ月後につくる予定でしたが、これも無理をお願いし、7月2日に間に合わせました。元資料の情報検索等の細かい機能は今後のバージョンで上げていくことにしました。

 刊行後、より多くの社員に見てもらおうと、当社のネットのeラーニングに「80年史クイズ」として掲示し、年史を見ながら挑戦していただく仕組みを作り、手軽に手に取って読んでもらえる工夫をしました。年史の活用面では、デジタル版の資料編をより充実し、どんどん付加していきたいと思います。それで業務の効率アップと活用を図っていけると思います。


編纂を終えての感想は

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