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「ヨロズ60年の歩み」株式会社ヨロズ 元社史編纂事務局 河村正雄さんの体験談をうかがいました。

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社史の仕様・構成は・・・

 50年史は前回すでにまとめたので、今回は50年編と最近の10年編とを分け、後者を中心にしながら両方あわせて発行することにしました。

 体裁はなるべくビジュアルなものに、文章は平易にするよう心掛けました。資料編にもできるだけ、図やグラフ、イラストを多用しています。

 英語版の作成というのも、今回の大きな特徴です。日英双方の文章を見比べられるようになっています。イントラネットを利用し、英和・和英辞典的な機能も付加しました。社史の中にたくさん出てくる自動車業界独特の言い回しについて、パソコン上で訳語を調べられるようにしたのです。


編纂体制と経過について・・・

 編纂事務局は3人だけで運営しました。とはいえ、事務局があまりしっかりしていると、作業を任せっきりにされてしまいます。ですから、この事務局は頼りない、と思わせたほうがむしろ作戦勝ちなのです。前回の50年史のときにはそれで失敗しました。超ベテランの部長2人に加え、そうそうたるメンバーをスタッフにそろえたら、事務局がすべてやってくれると思われてしまいました。そのあげく、誤りが多発し、正誤表が付く始末です。今回、正誤表は1枚もありません。

 実のところ、事務局は段取りの調整しかしていません。社内資料をどう扱い、原稿をだれに頼めばいいか、ということを決め、その段取りをつける能力さえあれば、あとは各部門のベテランの人たちにやってもらえばいいのです。そういう形にしたら意外とうまくいったかな、という気がします。


具体的な作業内容とポイントは・・・

 作業のベースにしたのは社内報です。当社の社内報の原稿はいずれ社史の資料になるのを前提に書かれ、誌面には英語も併記されているのです。また、当社はPR活動の一環として外部の取材に積極的に応じているので、月に数回はさまざまな新聞や雑誌に記事が出ます。それも全部とってありました。他の社内資料もきちんととっておいたので、資料集めはそんなに苦労しませんでした。

 50年編の制作は凸版印刷さんに一任しました。そちらに関しては、社内報の原稿から写真から全部一式預け、何も心配はしませんでした。

 一方、今回の中心となる直近の10年は、情勢が激変しています。そこでいくつかテーマを定め、それぞれの担当部署の責任者に文を書いてもらうことにしました。役員と部長が全員で原稿を書いたのです。また一方で凸版印刷さんのインタビューを受け、それをもとに原稿を作る仕組みにしました。できた原稿はどんどん回覧し、校正してもらいました。

 OBや社員の苦労話も当初は収録するつもりでしたが、結局入れないことにしました。事実関係を中心に追っていこう、というふうに軌道修正しました。

 資料編は、手元に置いて役立つようなものにするといいでしょう。脇に置いて有効な社史、資料編、というのも一つのポイントになると思います。


編纂を終えての感想は

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