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「高砂香料工業株式会社80年史」

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編纂体制と経過について…

 1992年ごろに『75年史』を発行しようという計画があり、フレーバー、フレグランス、アロマケミカルの各事業を担当されていたそれぞれの旧役員の方に『高砂香料75年のあゆみ』という原稿が依頼されていました。これが後で『80年史』を作る時に役立ったわけですが、この『75年史』というものは結局刊行されませんでした。ちょっと余談になりますが、1995年に創立75周年式典を2月の頭に予定していたのですが、阪神淡路大震災が1月の17日に起こりまして、急遽式典を取りやめて、その経費を赤十字に寄付するという形をとりました。

 それから4年後の1999年3月の経営会議におきまして、社長から『80年史』発刊の発表があり、編纂委員兼事務局が総務担当常務を委員長として他3名でスタートいたしました。その時に『80年史』の核となる事項をピックアップしまして、資料原稿を約20件くらいですが社内で執筆依頼しております。このころは兼務でしたので2000年2月には創業80周年記念式典を挙行するなど多忙で、ほとんど年史の方の仕事というのは具体的な動きは特にありませんでした。

 ようやく動き出したのはこの後です。総務担当の常務を委員長としまして、それから私の他2名ですね。一人は元研究員で、技術に大変強くて、文章にうるさい男です。したがって校正なんかも非常によく見ることができました。もう一人は経理畑出身で数字に強い者です。私はグラフィックデザインの学校を出てきまして広報の仕事をやっていましたので、レイアウト等には慣れておりまして、何となくうまく3人の役割分担といいますか、それが自然にうまく出来て進めておりました。
 凸版印刷に正式発注できたのが2000年の6月です。この時の発行予定が2002年の2月という、これはどういうところから出てきた予定か……このぐらいには出したいという希望的な予定だったのですが、実質にはこれから1年10ヵ月遅れるわけですね。

 そんなことがありまして仮目次を十分詰めたあと、2001年4月ころから凸版さんの方にお願いしましたライターさんによる第1稿が出始めまして、編纂委員による検討とかその戻しが何度も凸版さんとの間で繰り返されました。2002年6月のスケジュール表では発行予定が1年遅れとなっておりました。それで2003年1月にようやく通史編の全章、序章から3章の部は写真などを入れてだいぶレイアウトの進んだもの、それから4章から6章は2段組のまだ写真も入っていない文字だけのもの、それから7章にいたっては生の原稿そのままの段階だったのですが、とにかく役員の校閲を得なければ進まないだろうということで、社長と2人の専務、1人の取締役に校閲を得ました。しかし7章については校閲を得た後も修正がどんどんありましてそれの繰り返しをしていました。

 この頃から刊行のご挨拶をどうするとか、資料編とかの原稿、および写真の選定が急ピッチになってきました。写真の選定は私が広報室で長年社内報を担当していたものですから、きちんと保管してあったため、わりあい潤沢に使える写真を見つけることができたのは助かりました。それでも見つからないものが何点かありましたけれども…。

 そういう状況で他のところは進んでいたのですが、技術編というのはなかなか進まないというのがこの頃の状況でした。2003年6月下旬頃の最終スケジュール表では通史・技術編とも7月末にカンプ校正の役員校閲を終了して、年表、あとがきなど全てのページを製版・色校正・校了までもっていこうと、まだこの時点では10月1日には発刊できるだろうという感じで進めておりました。
 発行部数を3,500部でいこうと決まったのが8月の初旬ですからしょせん無理なことでした。
 実際に印刷に入ったのは2003年11月の頭頃となります。


80年史の仕様は…

 A4版で本文360ページ、内訳は通史編が186ページ、技術編が98ページ、資料編が42ページ、年表30ページという具合です。

 表紙にカバーを付けたソフト仕上げでケース入りです。このカバーデザインも私の方でやったんですが、香料という商品の広がりを出してみようと思いまして、横ラインが上に行くに従って細くなっていく、というふうになっています。表紙もこれは全く同じデザインを反転して当社のコーポレートカラーでありますワインレッドで白く抜いています。

 通史編の扉もカバーのイメージをそのまま少し変えましてうまく取り込んでいただきました。通史編第1章の左肩のところに四角いアイキャッチャーみたいなものがありますが、あれは当社のマークが正方形なものですからそのイメージを多少残して全編に通しておきたいな、という考えもありましてあそこは正方形のものを持ってきました。

 技術編では通史編とレイアウトを変えています。といいますのは、技術編の場合には化学式の図がふんだんに入ってきますので、同じレイアウトではちょっとまずいだろうということで違った感じのレイアウトにしています。


編纂を終えての感想は

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