TOPPAN 凸版印刷株式会社

当サイトは、コミュニケーションメディアのひとつである印刷表現の幅を広げ、クリエイティブに役立つ情報を発信するウェブサイトです。凸版印刷のグラフィック・アーツ・センター(GAC)が運営しています。

GRAPHIC TRIAL グラフィックトライアルトップクリエイターとともに印刷表現の可能性を探ります

GRAPHIC TRIAL 2.トライアル1-竹内清高
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トライアル1
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「おいしい」の見せ方をさぐる

「まずは、トライアルの条件である、オフセット印刷で作る『おいしそうな』見え方を確認することにしました。チョコレートの画像を原稿に、限られたセピアのトーンの中で色相や明度・彩度のチャートをつくり、色味や見え方の可能性を検証します。このチャートをベースにして最終作品のアイデアをふくらませていこうと思います」
原稿
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チョコレートの画像。
用紙/インキ

用紙はチャートという機能面から、最も一般的なマットコート紙のひとつであるユーライトを選択。
インキもレギュラーインキのプロセス4色、マットニス、グロスニスのみ。

用紙

ユーライト

インキ

プロセス4色、グロスニス、マットニス

製版/校正刷り

線数は175線。

版の構成/刷り順

スミ→シアン→マゼンタ→イエロー→グロスニス→マットニス

刷り上がり

【色相のチャート】

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【ディテール】

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基準となる中央のチョコレートの色と比較すると、雰囲気が変わり、ひと味違った表情を見せている。

【明度・彩度のチャート】

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【ディテール】

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明度や彩度が高ければチョコレートの甘さを、低ければほろ苦さを感じさせる。
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トライアルを終えて
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竹内氏のコメント
「ほんのわずかな色味の違いで第一印象は大きく変わるのですね。原稿は同じでも、人によって『おいしそう』と感じる色味はそれぞれ異なることがわかりました。パッケージデザインの場合、商品ごとにオーダーメイドでつくり込んでいくのが一般的なのですが、今回改めてチャートをつくることでおいしそうな色味の振り幅を視覚で認識でき、見せ方の可能性がさらに広がりました。」

担当PDのコメント
このチャートでは、チョコレート部分にグロスニス、背景にマットニスをひいているのだが、グロスニスの効果でチョコレートらしいツヤが出た。ニスの使い方も工夫のしがいがあるそうだ。このトライアルで色みの見え方がわかったところで、次はチョコレートの質感やイメージにマッチした用紙やインキなどを検討していきたい。

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次に向けて
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「“隠し味”と“仕上げ”になりうる印刷表現をさぐります。特色インキを用いたり、用紙にこだわったりと、チョコレートのさまざまな『調理法』を見つけたいと思います」

プロフィール
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竹内清高 TAKEUCHI KIYOTAKA
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竹内清高
TAKEUCHI KIYOTAKA

アートディレクター
1970年富山県生まれ。1993年金沢美術工芸大学商業デザイン卒業。同年に凸版印刷株式会社入社、トッパンアイデアセンターマーケティング本部商品企画部に在籍。様々な業界の商品・パッケージ戦略におけるクリエイティブ活動・コミュニケーションにおいてアートディレクターとして携わっている。主な仕事に、(株)ロッテ「爽」「アーモンドチョコレート」「グラマティックガム」、第一三共ヘルスケア(株)「フェルビナスター」など。主な賞歴として、グッドデザインアワード受賞、JPC印刷連合会長賞、JPC部門賞、JPC包装技術協会賞、JPI包装 アイデア賞など。
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