TOPPAN 凸版印刷株式会社

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GRAPHIC TRIAL グラフィックトライアルトップクリエイターとともに印刷表現の可能性を探ります

GRAPHIC TRIAL 6.入稿へ-佐藤可士和
入稿へ
基準の明確化
「仕上がりは極力コンセプチュアルにまとめることにしました。トライアルで試したインキ比較の金や銀も、インキ膜厚の検証のグリーンやマゼンタやイエローも面白かったのですが、5枚のポスターとしてまとめた時の強さやバランスを考え、デザイン的な要素を極力排除しています。色は赤とスミの2色、タイポグラフィも基本的な書体のみを用いて構成しました。トライアルのテーマに掲げた“基準の明確化”に照準を合わせられるよう、極力クールでロジカルにと仕上げています」
原稿と仕様
基本の構成は赤、スミの2色のみだが、刷り重ねやスミのインキ別など版数が極端に多い構成である。それだけにほんの少しの版ズレでも命取りになるような、非常に神経を使う印刷となる。メーカー別のスミインキ24種をグリッドで並べた印刷は、各スミインキの濃度、色味の差を生かして比較ができるように基準を設けて刷るなど、現場でさまざまな工夫が凝らされている。

入稿データ

左より、特色スミ版(47線用)、特色スミ版(60線用)
左より、特色スミ版(300線用)、特色スミ版(480線用)
「線数」
用紙:ヴァンヌーボV(スノーホワイト)
インキ:特色スミ
版の構成/刷り順:特色スミ(16版)

入稿データ
「文字」
用紙:ヴァンヌーボV(スノーホワイト)
インキ:特色スミ
版の構成/刷り順:特色スミ

入稿データ

左より、特色スミ1版、特色スミ2版

左より、特色スミ23版、特色スミ24版
「インキ比較」
用紙:ヴァンヌーボV(スノーホワイト)
インキ:特色スミ24色
版の構成/刷り順:特色スミ(24版)

入稿データ



左より、PANTONE 185 C版、PANTONE 185 C版(9回刷り用)

左より、PANTONE 185 C版(40回刷り用)、PANTONE 185 C版(50回刷り用)
「100回刷り」
用紙:ヴァンヌーボV(スノーホワイト)
インキ:PANTONE 185 C
版の構成/刷り順:PANTONE 185 C→PANTONE 185 C×9回→PANTONE 185 C×40回→PANTONE 185 C×50回

入稿データ


左より、PANTONE 185 C版1、PANTONE 185 C版2

左より、PANTONE 185 C版6、PANTONE 185 C版7
「インキ盛り」
用紙:ヴァンヌーボV(スノーホワイト)
インキ:PANTONE 185 C
版の構成/刷り順:PANTONE 185 C(7版)
プロフィール

佐藤可士和 Sato Kashiwa
佐藤可士和
Sato Kashiwa

アートディレクター/クリエイティブディレクター
1965年東京都生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業後、株式会社博報堂を経て、2000年「サムライ」設立。強力なビジュアル開発力によるトータルなクリエイティブワークで高い評価を得ている。主な仕事にユニクロ、楽天グループ、国立新美術館、NTT docomo「N703iD」、スマップなど。毎日デザイン賞、東京ADCグランプリほか多数受賞。明治学院大学、多摩美術大学客員教授。著書に「佐藤可士和のクリエイティブシンキング」(日本経済新聞出版社)。http://kashiwasato.com/
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