TOPPAN 凸版印刷株式会社

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GRAPHIC TRIAL グラフィックトライアルトップクリエイターとともに印刷表現の可能性を探ります

GRAPHIC TRIAL 4.テスト3-田中竜介
用紙/インキ
大きな網点による印刷表現に挑戦
用紙
オペークホワイトで表現した「白」に近い色の紙という視点で紙を選択した。
用紙
テストで使った用紙
左より
OKコートV
テイクGA100
NTラシャ(グレー05)
タント S−8
インキ
通常のプロセスインキを使用。
製版/校正刷り
製版
「目で見て網点がわかるくらいの」という田中氏からのリクエスト。しかしこのトライアルで使用している刷版機では65線までしか出力できない。そこで、B4とB5サイズの印刷物を作り、これをスキャナーで拡大入力してB1サイズの印刷物を作ることにした。つまり大きな網点による印刷表現を擬似的につくる訳である。 ※線数(スクリーン線数)=1インチのなかにある網点の配列をスクリーン線数と呼び網点の細かさを表す。数値が大きいほど網点は細かい。
版の構成
プロセス4色
校正刷り
B4とB5の縮小サイズの印刷物を作成し、それをスキャナーで拡大入力してB1サイズで印刷。拡大率が違うため網点の大きさが異なる2種類の校正刷りができる。これを比較することにした。
刷り順
K→C→M→Y
テスト結果
B4原稿をもとにした30線相当の網点 ※原寸ではありません B4原稿をもとにした30線相当の網点
※原寸ではありません
B4原稿をもとにした30線相当の網点 ※原寸ではありません B5原稿をもとにした15線相当の網点
※原寸ではありません
田中氏のコメント
「この大きな網点の感じがいいですね。絶対にこっちの大きい方がいいですよ。でもこれって、網点を網点表現してるんですよね。面白いですね。それから白いと感じていても、比較した途端に、今まで白く感じていた色がグレーに見えてきますね。でも逆に言えば、これまで色紙だと思っていた紙が、比較する対象がなければ白い紙に見えなくもない、と言えますね。白の問題はこれで解決でいいと思います」
田中氏のリクエストで挑戦した大きな網点による表現。印刷物を拡大入力して印刷する。拡大された印刷物のスクリーン線数を換算すると15線相当。現在は、普通の印刷物は175線で印刷されている。この大きな網点が小さな網点で形成されているところが面白い。
プロフィール

田中竜介 Tanaka Ryusuke
田中竜介
Tanaka Ryusuke

1969年兵庫県生まれ。武蔵野美術短期大学卒業後、会社勤務を経て、ニューヨークのSchool of Visual Artsに留学。1997年ドラフト入社。主な仕事に、横浜ゴム「PRGR」、mina perhonen、東芝、ベトナムレストラン「kitchen」がある。2004年東京ADC賞とJAGDA新人賞を受賞。JAGDA会員。
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