TOPPAN 凸版印刷株式会社

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GRAPHIC TRIAL グラフィックトライアルトップクリエイターとともに印刷表現の可能性を探ります

GRAPHIC TRIAL 4.仕上がり-鈴木守
完成ポスター
「紙、インキ、製版技術のマッチングで「光」を表現できないかと考えました。当初は雲母刷(きらずり)のような表現ができればいいな、と思っていました」

漆黒のなかで光を発しているかのごとく浮きあがる植物。新しいきらめきの表現を探求した鈴木氏のポスターは、幻想的で繊細なビジュアルが印象的である。
トライアルを振り返って
「同じビジュアルなのに印刷する紙によって、かすれたり、細部がきちんと再現できなかったり、これまでの経験である程度は予想できるんだけど、予想外の表現もあってとても楽しかったです。なかには個性的すぎて仕事で使うには勇気がいるくらい“暴れた”表現もありました。でも途中でハタと思ったんです。“待てよ、面白いだけでいいのかな”と。“未完成だけど面白い”ではなく、クリエイターの意図がきちんと伝わるものにしなければ中途半端なポスターになってしまいます。しばらく熟考した後、ビジュアルの精緻な再現性を最優先に、その上でどこまで面白くできるかという方向へ少し軌道修正しました。だから表面的には正攻法にまとまってしまったように見えるかもしれませんが、蛍光インキを混ぜたり、砂目模様をシメ版としてつかったり、プリンティングディレクターのさりげない工夫で、完成度を上げることができました。このトライアルは、デザイナーはもちろん、クライアントの方々や関係者にとっても“印刷ってこんなに楽しいんだ”と知ってもらう格好の場だと思います」
プロフィール

鈴木守 Suzuki Mamoru
鈴木守
Suzuki Mamoru

日本デザインセンター、戸田正寿デザイン事務所を経て、1994年鈴木守デザイン室を設立。グラフィックデザイナーとしてデジキューブキャンペーン、三菱電機 坂本龍一ツアー'f'広告、NIKE北海道マラソンイラストレーション、J-Debitロゴデザイン・広告、J-PHONE J-SKYロゴデザインなど数多く手がける。92,93,98年東京ADC賞、94年JAGDA新人賞、97年世界ポスタートリエンナーレトヤマ銅賞、デジタル・パブリッシング・グランプリ・コマーシャル部門大賞を受賞。JAGDA、東京アートディレクターズクラブ会員。
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